著者等紹介
古川薫[フルカワカオル]
1925年、山口県下関市に生まれる。山口大学卒業。山口新聞編集局長を経て文筆活動に入る。1991年、『漂泊者のアリア』で第104回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソバージュ
8
図書館本。輸出美術工芸品の書で名を目にし、とりあえず児童書を選んだがなかなか難しかった。大河ドラマは常に観ているのに、幕末に深く関わり、日本文化全てにおいて精通されてる素晴らしい人物なのに、日系人と勘違いする程無知で恥ずかしいです。 2023/04/30
桑畑みの吉
2
【図書館本・児童書コーナー】幕末明治期に活躍したイギリス人外交官サトウ(日本の佐藤姓とは関係ない)の伝記本。出版社の目録によると小学校5年生以上を読者と想定しているらしい。西郷隆盛とか坂本龍馬等の幕末有名偉人に混ざってサトウがこの「時代を動かした人々」シリーズの一人に選ばれているのが面白い。児童書故に内容はシンプルであり、漢字には全て読み仮名が振ってある。しかし切腹とか打ち首のグロ描写もあったりして大人が読んでも意外と楽しめるのではと思った。イラストも耽美的な感じがして印象的である。2020/11/25
ayano
1
幕末関係、児童書から。児童書にしては細かく書いてあったけど、ふりがなや用語の説明なんかもあったので、助かった。サトウの、日本をきちんと理解しようとする姿勢に、当時、いろんな場面で助けられたことも多かったのだろうと思う。2018/07/26
こじりん
1
無血江戸開城に果たしたアーネストサトウの功績を初めて認識した。こよなく日本を愛した人物にもっと灯を当てても良いのでは。児童書と侮るなかれ読みごたえ充分。2016/11/22
チタカアオイ
0
【図書館】2015/06/30