出版社内容情報
天馬アルプスに「アテナの塔」とよばれる登山家の間で伝説になっている建物があった。しかし、何度探しに行ってもその塔は見つからない。それは、不思議な塔で、真冬の吹雪の中でも、薔薇の花が満開になっているというのだ。今回はそこに住む少女が、夜明の対決相手に……。 小学校高学年~中学生
著者等紹介
北村想[キタムラソウ]
劇団プロジェクト・ナビ主宰。作家、劇作家、演出家。1984年、『十一人の少年』で岸田国士戯曲賞、1989年に『雪をわたって…第二稿・月のあかるさ』で紀伊国屋演劇賞を受賞
とりみき[トリミキ]
熊本県生まれ。漫画家として活躍中だが、最近は文章も多く手がけている。1995年『遠くへいきたい』で第41回文芸春秋漫画賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほのぼの
3
生徒から薦められた本。1部から読みたかった。所々、物理的な話や語彙など勉強になる部分は◎。ただちょっと、昔っぽい文体と装丁。大人には物足りないかな?小学生が読むにはいいかなあ?2013/10/28
永田 誠治
1
ジュブナイル・ミステリーだけど、パラレル・ワールドやシュレディンガーの猫理論など大人が読んでも勉強になる。文章も違和感なく読める。ただミステリー要素は低い(笑)2012/12/23
saori
0
最後に、怪盗薔薇姫がしんでしまったのがかなしかったです。陳大眠が二人も出てきて、こんらんしました。2011/08/14
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0
怪盗が出てくるって聞いて・・・。たまたま見つけたので借りてみた 怪盗薔薇姫2011/01/17