出版社内容情報
地球ができてから、何億年という長い時間をかけて、つくられてきた土。土は、植物や動物など、たくさんの生物がかかわり合ってくらす場所です。土のでき方や性質をわかりやすく解説し、食糧問題など生命と環境をはぐくむ土の未来を考えます。人気シリーズ最終巻。 小学校中学年~
内容説明
地球ができてから、何億年という長い時間をかけて、少しずつ、つくられてきた土。土は、植物や動物など、たくさんの生物がかかわり合ってくらす場所です。わたしたち人間もふくめ、地球上の生物すべてをささえる土のすごい力とは…。
著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年福井県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。有機合成化学、石油化学を専攻。民間化学会社研究所勤務のかたわら、セツルメント運動、教育文化活動に従事。工学博士、技術士。1973年以降、テレビコラムキャスター、東京大学、都立大学、横浜国立大学、山梨大学などの講師を歴任。現在、人間の営みや社会の動き、自然のしくみをテーマに、子どもたちの意欲、感性、興味にあったおはなしや絵本の創作に取りくんでいる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
73
ミレー「種をまくひと。石切り場。刈り入れ人たちの休息。小麦をふるう人。若い娘。バターづくりの女。乾草を束ねる人。小さな羊飼い。草を焼く女。家路につく羊の群れ。耕す人。おけから水をうつす女。晩鐘。羊毛をつむぐ少女。」土にすむ小動物の絵が丁寧でいい。一人の作家の絵をくみあわせて,大地を説明する。やられたという感じ。2013/09/27
yomineko@猫と共に生きる
56
あれ?感想を書いていない!表紙は有名な落穂拾いですね。大地の恵みたる土、地球を大切にしたいです🌎2023/10/28
くみ
10
大地について、地球誕生から生命の進化、そして土ができるまでの経過と自然と人間の関わり。SDGsの先駆けのような絵本でした。かこ先生は常に「どうしたらよいか考えよう」を問いかけてきます。実際、異常気象や不測の事態(ウクライナ危機など)で食糧問題は先送りできない事項だと思います。短期的な対処だけでなく長期的な計画の必要性をひしひしと感じました。自然の循環、水、大地の成り立ちを丁寧に説明することで、言葉の重みが増しています。2022/09/09
富小読み聞かせ
0
読み聞かせ 1組玉2017/01/27