内容説明
その庭は、荒れほうだいの庭だった。その庭が、心をこめて手入れをされると…遠くから、不思議に清々しい風がわたってきた。それは、幸子の心の中にも、さわやかに吹きこんできた。日本児童文学者協会第5回長編児童文学新人賞受賞作。
著者等紹介
本多明[ホンダアキラ]
1954年、東京生まれ。明治大学文学部卒業。詩集『虹ボートの氷砂糖』(花神社)で第57回H氏賞候補。『幸子の庭』で第5回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞。季節風同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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