内容説明
町の名は、天国。マーリーは、大好きな家族や友達に囲まれてヘヴンで楽しい日々を送っていた。すべてが大きな嘘の上になりたっていたと知るまでは…。よく手紙をくれる会ったことのないジャックおじさんが実の父親で、本当の母親は事故で亡くなっていたことを突然知らされたマーリーが、血のつながりだけが親子ではないということに気づくまでの成長を描く感動の作品。コレッタ・スコット・キング賞受賞作。
著者等紹介
ジョンソン,アンジェラ[ジョンソン,アンジェラ][Johnson,Angela]
1961年、米国アラバマ州生まれ。オハイオ州のケント州立大学を卒業直前に中退。子どもに関わるさまざまな仕事をしながら、作家を目指す。シンシア・ライラントの息子のベビーシッターをしたのがきっかけで児童文学に目覚め、1989年以降、子ども向けの絵本、詩、物語を多数発表。子ども向けの初の物語“Toning the Sweep”、『天使のすむ町』、“The First Part Last”で計三回コレッタ・スコット・キング賞を受賞。“The First Part Last”は、2004年度マイケル・L.プリンツ賞も受賞した。現在は、オハイオ州ケントに在住
冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学などの翻訳、紹介に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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