世界の絵本コレクション きょうりゅうたちがけんかした

ヨーレン，ジェイン【文】〈Ｙｏｌｅｎ，Ｊａｎｅ〉/ティーグ，マーク【絵】〈Ｔｅａｇｕｅ，Ｍａｒｋ〉/なかがわ ちひろ【訳】

小峰書店（2017/02発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 31cm
• 商品コード 9784338126540
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

「あーあ、けんかになっちゃった。きょうりゅうたちは　どうするの？」子どもたちを恐竜になぞらえ、愛情たっぷりに描いた人気のシリーズ４冊目。今回は、恐竜たちが大げんか。ちゃんと「ごめんね」できるかな？

ジェイン・ヨーレン［ジェインヨーレン］
著・文・その他

マーク・ティーグ［マークティーグ］
イラスト

なかがわちひろ［ナカガワチヒロ］
翻訳

内容説明

あーあ、けんかになっちゃった。きょうりゅうたちはどうするの？なかなおりしたいのに、「ごめんね」がいいだせなくてもじもじしているこどもたちに！

著者等紹介

ヨーレン，ジェイン［ヨーレン，ジェイン］ ［Ｙｏｌｅｎ，Ｊａｎｅ］
１９３９年ニューヨーク生まれ。子どもと大人向けの２００冊をこえる本を出版。『月夜のみみずく』（偕成社）でコールデコット賞を受賞。ほかにも、ネビュラ賞、ゴールデンカイト賞をはじめ、多くの賞を受賞している。マサチューセッツ州とスコットランドのセント・アンドリュースで暮らしている

ティーグ，マーク［ティーグ，マーク］ ［Ｔｅａｇｕｅ，Ｍａｒｋ］
カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。１５歳のときからニューヨークに暮らす。独学で絵を描きはじめ、絵本を２０冊以上出版。ニューヨークに、妻と娘とともに住んでいる

なかがわちひろ［ナカガワチヒロ］
中川千尋。東京藝術大学美術学部卒業。著書に日本絵本賞読者賞を受賞した『天使のかいかた』（理論社）、野間児童文芸賞を受賞した『かりんちゃんと十五人のおひなさま』（偕成社）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yumiha]

『きょうりゅうたちがかぜひいた』が気に入ったので、 同じシリーズの本書も読んでみた。恐竜だけにケンカの迫力、ありまする(ﾟдﾟ)！また、逆に恐竜らしくない「黒板に悪口を書く？」のページでは噴き出してしもうた。でも、残念だったのは、「どうしたらいいか」という提案があったこと。結論は、やっぱり子どもに委ねる方がいいと思うのだが。

2017/05/11

[anne＠灯れ松明の火]

返却棚で。手づくり絵本に、甥が好きな恐竜を描きたいので、参考に。小さなケンカも、大きな恐竜がすると、迫力がある。後半は、仲直りの話になるので、安心して読める。文字は少なめで、大判、遠目がきく絵なので、おはなしライブで読んでみたい。絵は、マーク・ティーグさん。他の作品は何があるのか、見てみたら、これ、シリーズらしい。読んでみたい♪

2020/09/10

[たまきら]

保育園の縮図を見ているような。いいな～と思うのは、批判したりするよりは擬人化（擬恐竜化？？）されたけんかのみにくい姿を「うわあどうなの」と自分で発見できるところかな。昨日登園したらオタマの仲良しの男子がけんかしていて、「こらっ！」と叱ったらオタマが「さきにたたいたのはじょうくんでしょ！」と冷静に相手を叱ったのが面白かった。こうやって社会とろくでなし男子に慣れていくんだなあ。目を肥やせよ、娘。

2017/06/09

[しろくま]

5歳4か月の息子と3歳8か月の娘と。恐竜たちの喧嘩の様子がおもしろくて何度も読まされました(^^;子どもたちは、自転車を踏んで、生卵を玄関のドアに投げつけるというのに、「そんなことしちゃダメだよね～」と大笑いしていました。他にも睨み付けたり、押し倒したり…。そして仲直りの場面では、恐竜たちのかわいいしぐさに笑いが…！気に入ったみたいでよかったです。

2019/07/28

[はるごん]

2歳9ヵ月。好きな恐竜シリーズ。恐竜たちが喧嘩をしたらどうなる？黒板に悪口を書いたり睨みつけたり。恐竜達が人間社会に溶け込んで喧嘩をしてるのがおかしい気もするが妙にリアルで怖かったり。仲直りする姿はかわいい。オススメ絵本。

2020/01/24