- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 学習
- > 文明・文化・歴史・宗教
出版社内容情報
なぞの民族ヒッタイトの鉄の精錬法。この伝播と各地における発展と製品。鉄の誕生から現在の形状記憶型合金など、人類と鉄のかかわりをあきらかにしていきます。 小学校高学年~
内容説明
鉄と人間の出会いは、いつ、どこで始まったのでしょう。各地の遺跡から出土した発掘品からみて、紀元前2500年ほど前、創始地は中近東―イラン、イラク、トルコ、シリア、エジプトなどと考えられています。鉄を求めて世界各地を調査した著者が、そのルーツから現代までの連綿とした鉄の歴史をときあかしています。
目次
鉄と人類(初め世界各地で鉄は?;隕鉄が先か、還元鉄が先か;鉄は銅よりも先に使われたか ほか)
日本の製鉄の歴史(初めて鉄を手にした日本人;弥生期の甕棺内にあった鉄戈 ほか)
近代製鉄の胎動から現代まで(近代製鉄技術の歴史;幕末動乱期の製鉄;近代鉄鋼業の発足 ほか)
解説 古代製鉄を理解するために
著者等紹介
窪田蔵郎[クボタクラオ]
1926年生まれ。明治大学法科卒業。日本鉄鋼連盟勤務。金沢大、富山大、岩手大、東北学院大学の非常勤講師を歴任
稲川弘明[イナガワヒロアキ]
1939年東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。工業デザイナーとして活躍のかたわらイラストレーションをてがける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三条院アルパカ
0
お出かけ先で涼を求めて立ち寄った図書館。児童書コーナーでふと手にして面白そうだったので、読んでみた。世界史や日本史を鉄の側面からスポットライトを当てて読めることは面白い。でもこの本はふつうの大人ですらも読んで絶対わからない。多分筆者の他の著書を切り取って書いたのだろう、説明なしに固有名詞や製鉄用語が立て続けに出てきて不親切にすぎる。ですます調のくせに難しい言い回しが多すぎる。世界史の基礎知識は必須。少なくとも子供がこれを読んで製鉄に興味を示すとは思えない。ターゲットは製鉄関係者だろうか。2015/04/28
うみ
0
鉄,好きだな。昔,奥出雲の製鉄関連の史跡や博物館を観て回った。また行きたいな。2013/02/03