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出版社内容情報
鋳物づくりは、紀元前3500年ごろメソポタミアで始まった。文明社会の基盤を確立したこの技術は、現代社会でも原子炉部品から鋳造まで幅広く利用されています。 小学校高学年~
内容説明
長い歴史をもち、これからも創造力を生かした美術作品や機械工業をささえるすぐれた鋳造品として発展していく鋳物づくりの技術の足跡をさぐります。
目次
鋳物にはこんなものがあります
金属の発見と鋳物づくりのはじまり
鋳物づくりの技術がわが国につたわった経路
わが国の鋳物づくりは、いつ、どこではじまったか
銅鐸
銅鐸はどのようにしてつくられたか
鏡作と鞍作―渡来人の技術と技術者の集団
古代製鉄と鉄の鋳物
仏教伝来と蝋型鋳物―複雑な美術鋳物のはじまり
大化の改新とわが国古代の鉱工業〔ほか〕
著者等紹介
石野亨[イシノトオル]
1924年、東京に生まれる。早稲田大学理工学部卒業。工学博士。近畿大学教授、大学院部長、日本鋳造工学会会長などを歴任。現在、近畿大学名誉教授。日本鋳造工学会小林賞(1959年および1991年)、功労賞(1975年)、飯高賞(1981年)、学会大賞(1994年)を受賞
稲川弘明[イナガワヒロアキ]
1939年東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。工業デザイナーとして活躍のかたわらイラストレーションをてがける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。