戦争と看護婦

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336060419
  • NDC分類 498.14
  • Cコード C0020

出版社内容情報

看護婦たちがあの大戦で、いのちをかけて救護活動をした史実を、多くのインタビューと豊富な資料を参考に明らかにする。大戦中、看護婦が「戦時召集状」にて召集された事実を知っていますか ?
看護婦たちがあの大戦で、いのちをかけて救護活動をした史実を、多くのインタビューと豊富な資料によって、いま明らかにする。

古くからどの国でも戦争のあるところ必ず看護婦の姿がありました。第二次世界大戦において、日本赤十字社が国内外に派遣した救護員のほとんどは、十代から二十代の看護婦たちでした。彼女らは、男性兵士と同じように召集状を受け取り、海外に進出した日本軍の根拠地の病院や、病院船で働きました。いのちや暴力の危険にさらされながらの激務についたのです。
戦時中は美談として語られたことも多くありましたが、戦争が終わって明らかになったことは、それまで想像もつかなかった厳しく悲惨な状況が彼女らの身にも襲いかかったことでした。
著者らは、日本赤十字社に保管されている960にのぼる救護班の活動記録を基に真実の探求を目ざし、戦争の現実を記しました。

これを読む人は、行間に潜む言葉にならない苦悩や葛藤を知り、心の奥底に染みわたる平和の尊さへの想像力をかきたてられることでしょう。




第1章 戦争と看護
第2章 戦争と私
第3章 戦争と赤十字
第4章 赤十字看護婦が受けた教育
第5章 赤十字条約はなぜ守られなかったのか
第6章 日赤看護婦、本土空襲下の救護
第7章 被爆者救護と救護看護婦
第8章 満洲派遣日赤看護婦、ソ連軍侵攻と中国抑留の体験
第9章 日赤看護婦、性暴力被害と精神障害の現実

川嶋みどり[カワシマミドリ]
日本赤十字看護大学名誉教授

川原由佳里[ カワハラユカリ ]
日本赤十字看護大学准教授

山崎裕二[ヤマザキユウジ]
日本赤十字看護大学教授

吉川龍子[ ヨシカワリュウコ ]
元日本赤十字看護大学図書館司書

内容説明

大戦中、看護婦が「戦時召集状」によって召集された事実を知っていますか?看護婦たちが、あの大戦でいのちをかけて救護活動をした史実を、多くのインタビューと豊富な資料によって、いま明らかにする。

目次

第1部 戦争と看護(戦争と看護;戦争と私)
第2部 戦争と赤十字(戦争と赤十字;赤十字看護婦が受けた教育)
第3部 第二次世界大戦と看護婦(赤十字条約はなぜ守られなかったのか;日赤看護婦、本土空襲下の救護;被爆者救護と救護看護婦;満洲派遣日赤看護婦、ソ連軍侵攻と中国抑留の体験;日赤看護婦、性暴力被害と精神障害の現実)

著者等紹介

川嶋みどり[カワシマミドリ]
日本赤十字看護大学名誉教授。2007年第41回ナイチンゲール記章受章

川原由佳里[カワハラユカリ]
日本赤十字看護大学准教授。専門:基礎看護学、看護理論、看護歴史

山崎裕二[ヤマザキユウジ]
日本赤十字看護大学教授。専門:教育学(教育史)、看護(教育)史

吉川龍子[ヨシカワリュウコ]
元日本赤十字看護大学図書館司書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころりんぱ

35
赤十字看護大学の先生たちによる講義形式で読みやすかった。戦争があれば当然負傷者が出て、それを看護するための人間が必要になる。赤十字社は日清戦争の頃には従軍看護婦というシステムを作っていた。確かに大河ドラマ「八重の桜」で、新島八重が負傷兵を看護していたのは、この赤十字社に所属していたのだったな。戦場に送られた看護婦の体験した悲惨な出来事がたくさん引用されていて、ちょっと滅入ってしまった。人を助けることが使命と思っていなければとてもとても耐えられる環境ではない。闘っていたのは兵士だけじゃなかった。2016/12/09

くらーく

1
第二次世界大戦では、看護婦(女性)も前線で戦っていた事を忘れないように。 つくづく、どうして戦争をしたのかなあ、と思わざるを得ない。開戦の判断に女性は全く立ち会っていなかっただろうに。2017/08/19

夕立改二

1
事実よりも思想的な記述に重点が置かれており、偏りがある印象。2016/10/08

tecchan

0
 戦争には幾多の女性が若くして家族と離され、看護婦として召集され、戦地,内地,病院船などで看護に従事、多数が犠牲となった。戦後も精神を病んだり、生活困窮したものも多い。 戦争は、決して男だけのものではない。この本は、日本赤十字社の看護婦達が太平洋戦争でどのように活動し悲惨な運命を辿ったかを日本赤十字看護大学の先生方がまとめたもの。2022/03/23

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