未来の文学<br> 第四の館

個数:

未来の文学
第四の館

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月15日 06時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336053220
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

世界最高のSF作家ラファティによる『地球礁』『宇宙舟歌』に並ぶ初期傑作長篇。さえない新聞記者が出会う世界の奇妙な謎とは…?

世界最高のSF作家ラファティによる『地球礁』『宇宙舟歌』に並ぶ
初期代表長篇にして最高傑作がついに登場! 
さえない新聞記者フォーリーが出会う奇妙な陰謀の数々。
狂気とは何か? 人はいかにして神になるのか?
世界に牙を剥く衝撃のラファティ文学。

とってもいい目をしているが、おつむが足りない若き新聞記者フレッド・フォーリー。
彼はテレパシーでつながって人間を越えた存在になろうとする七人組の〈収穫者〉にそそのかされ、
さる政界の大物が五百年前に実在した政治家と同一人物ではないかと思いつく。
この記事を調べるうちに、フォーリーはいくつもの超自然的友愛会が世界に陰謀をめぐらしていることを知り、熾烈な争いの中に巻きこまれていく……
世界最高のSF作家、ラファティによる初期傑作長篇がついに登場。善と悪、現実と幻想、正気と狂気が入り乱れ、
奇天烈な登場人物が大暴れする唯一無二のラファティ・ワールド!

【著者紹介】
1963年生まれ。東京大学工学部卒。英米文学翻訳家・映画評論家。著書に『愛は死より冷たい』(洋泉社)、『興行師たちの映画史』(青土社)、『シー・ユー・ネクスト・サタディ』(ぴあ)など。訳書に『クラッシュ』(J・G・バラード/ペヨトル工房)、『地球礁』(R・A・ラファティ/河出書房新社)、『遊星よりの昆虫軍X』(ジョン・スラデック/早川書房)、『ケルベロス第五の首』(ジーン・ウルフ/国書刊行会)、『輝く断片』(シオドア・スタージョン/河出書房新社/共訳)など多数。

内容説明

とってもいい目をしているが、おつむが足りない若き新聞記者フレッド・フォーリー。彼はテレパシーでつながって人間を越えた存在になろうとする七人組の“収穫者”にそそのかされ、さる政界の大物が五百年前に実在した政治家と同一人物ではないかと思いつく。この記事を調べるうちに、フォーリーはいくつもの超自然的友愛会が世界に陰謀をめぐらしていることを知り、熾烈な争いの中に巻きこまれていく…世界最高のSF作家、ラファティによる初期傑作長篇がついに登場。善と悪、現実と幻想、正気と狂気が入り乱れ、奇天烈な登場人物が大暴れする唯一無二のラファティ・ワールド。

著者等紹介

ラファティ,R.A.[ラファティ,R.A.] [Lafferty,R.A.]
1914年、アメリカ・アイオワ州でアイルランド系の家庭に生まれる。タルサ大学夜間部で数学とドイツ語を学び、4年間の兵役後、電気技師として就職。60年、“Science Fiction Stories”掲載の短篇「氷河来たる」でデビュー。68年、初めての長篇を立て続けに三作発表(『トマス・モアの大冒険』『地球礁』『宇宙舟歌』)、一躍脚光を浴びる。『トマス・モアの大冒険』はヒューゴー、ネビュラ両賞の候補にのぼる。72年、『素顔のユリーマ』でヒューゴー賞受賞。2002年オクラホマで死去

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。東京大学工学部卒。特殊翻訳家・映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

29
相変わらず、毒々しいほど、キャッチュで残虐なのにユーモラスな世界感で煙に巻き、理解をぶっ飛ばしてくるラファティ。カトリック系の大学に通っているとは言え、キリスト教への知識は全然、身についてもいない私にとってキリスト教的神論はちんぷんかんぷん。しかし、蛇、鷹、蟇など、4つのモチーフに別れる館はトーテムのようであり、ハリーポッターの寮のようでもある。2014/12/16

ヴィオラ

16
最初、とんでも無く面白い話が始まりそうでワクワクするものの、いつの間にやら訳分からなくなって、最後はポカン?(・ω・^) とする。これは、もはや思考の方向性が違うというか、全く異なる読み方を求められているのでは?…と、もはやラファティの感想は毎回コピペでいいか、と思っちゃうくらい(o´Д`)誰かに、ラファティの読み方・楽しみ方を、懇々と教えられたい今日この頃。2013/06/04

かわうそ

13
これまでラファティを何冊か読んでもう一つ楽しみ方がわからなかったんだけど、ストーリーを追うよりも何を表現しようとしているのかを考えながら読んだらなんとなく楽しいような気がしてきた。キリスト教の知識がないので気分だけかもしれないですが。2013/05/10

ライマウ・フレツリー

11
"フレディ・フォーリーは間抜けだったが、万事が都合よく回ってくれる間抜けなのだ"…陰謀論が超陰謀論に、さらに神話へとスパークする怒涛のホラ話!2017/09/30

スターライト

11
さえない新聞記者とその上司のやりとりから始まって、人が神にいたる階梯を描くというカトリック信者作家ラファティだからこそ可能な、作品。カトリックはもちろん、キリスト教に疎い僕にはピンとこないというか、その手の知識があればもっと楽しめたのかも、と思う。マジメなんだかふざけているのかわからないいつものラファティ節も堪能できるが、それだけではない奥深さも感じさせる。晩年のディック作品を、ラファティが書いたらこうなる、といってもいいのかな。それにしても、最近のラファティ作品の刊行(翻訳)ぶりは、どうしたことか(笑)2013/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6656381
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。