未来の文学<br> ジーン・ウルフの記念日の本

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ジーン・ウルフの記念日の本

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336053206
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

『デス博士の島その他の物語』 の名匠ジーン・ウルフによる第二短篇集がついに登場。リンカーン誕生日から大晦日まで、アメリカの

内容説明

『ケルベロス第五の首』『デス博士の島その他の物語』の名匠ジーン・ウルフによる第二短篇集がついに登場。リンカーン誕生日から大晦日まで、アメリカの祝祭日にちなんだ作品で構成された予測不可能な物語が詰まった驚異のコレクション!出来損ないの世界でのビジネスマンの凝縮された一生を描く不条理中篇「フォーレセン」、ピーター・パン由来の死のイメージが散りばめられた不気味な一作「取り替え子」、車が○○する話「カー・シニスター」、クリスマス・イヴの新旧おもちゃの攻防戦「ツリー会戦」など“言葉の魔術師”ウルフが華麗な文体と技巧を駆使して贈る、予測不可能な物語と知的仕掛けに満ちた初期短篇全18篇を収録。

著者等紹介

ウルフ,ジーン[ウルフ,ジーン] [Wolfe,Gene]
1931年アメリカ・ニューヨーク生まれ。兵役に従事後、ヒューストン大学の機械工学科を卒業。72年からPlant Engineering誌の編集に携わり、84年にフルタイムの作家業に専心するまで勤務。65年、短篇“The Dead Man”でデビュー。以後、傑作中短篇を次々と発表、70年代最重要・最高のSF作家として活躍。80年代において最も重要なSFファンタジイと称される

酒井昭伸[サカイアキノブ]
1956年生まれ。早稲田大学政経学部卒。翻訳家

宮脇孝雄[ミヤワキタカオ]
1954年生まれ。早稲田大学政経学部卒。翻訳家・エッセイスト

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。東京大学工学部卒。翻訳家・映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

41
ラファティ+バラード?!と思えたカー・シニスター、幻想的な従軍奇譚の休戦記念日に当てられた話、取り替え子、住処多し、ツリー会戦が好み。フォーレセンばかりは難儀、先に解説読んでもよかったかも。熊狩りの話はやはり素直に読んではあかんかったか…未熟不明を恥じる2016/04/26

かわうそ

39
特に難解なわけでもなく意外とさらりと読めてしまうけれど、きっといろいろな仕掛けがちりばめられているに違いないと再確認し始めている時点ですでに著者の術中にはまっているような気もする。どれだけ深く読み込めているかはともかく、お気に入りは「取り換え子」「カー・シニスター」「フォーレセン」あたり。2015/08/26

兎乃

30
やりたいこと を やるのと やりたいこと を やりやすいようにやること は 結果として同じ モノ が 出現してしまうことがあっても 観る側 読む側 は それを 直感で判ってしまう瞬間が アリ。多様な読み手に アナタノオスキナヨウニ と 自ら料理される鯉の如く 易いくせに ソウハサセナイ と 仕掛ける が 実は 空っぽだったり と 一筋縄でいかないジーン・ウルフの短編。2015/06/01

おおた

30
過去3作の邦訳と「新しい太陽の書」で受ける印象よりも、ずっと直球SF。ディストピアな「樹上の家」や一発ネタ「カー・シニスター」。とはいえ、ジーン・ウルフらしい種も仕掛けもいっぱいで、解説で読める通り、登場人物のアルファベットに仕込まれたルールから、さらに飛躍した解釈も可能かもしれない。「鞭はいかにして復活したか」「養父」「取り替え子」「狩猟に関する記事」のような、史実をベースにしたうえで、解釈が人によって分かれそうに見える話の方が好み。2015/05/17

すけきよ

24
ウルフの短篇というと、あの、バカでも超絶技巧が繰り広げられているのがわかるような気がしてしまうw「アメリカの七夜」がまず頭に思い浮かぶ。あれを期待(警戒)していると、意外と楽に読み進められる。ただ、深読みしようと思えばいくらでも出来るようで、言葉遊び、隠喩、ほのめかし、歴史的背景など、単語ひとつひとつを精査していく仕掛けが施されている。そんな深読み面倒くさいよ、という向きは、表面的に物語をなぞるだけでも不気味で、奇妙な世界を味わえる。だけど、逆に言うと、深読みしないと結構淡白な読書になってしまうかも。2015/05/19

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