戦争と美術1937‐1945

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  • サイズ B4変判/ページ数 287p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784336049544
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C0070

内容説明

美術は戦争をどう描いたか。アジア太平洋戦争下で制作された、戦争美術の代表作251点を集大成。歴史の暗闇から甦る幻の傑作。気鋭の批評家・研究者による論考・作品解説、当時の座談会や記事の再録、現所在不明絵画・彫刻の図版も網羅するなど、戦争美術の全貌に近づくためのさまざまな手がかりを収載。

目次

1 作品図版1―戦闘図・戦地での生活など、軍と兵士を取り巻く環境や、銃後の生活
2 作品図版2―大陸・南方、歴史画、仏画、象徴、彫刻、現所在不明作品
3 論考(戦後の戦争美術―論儀と作品の運命;「戦争画」をめぐる広大な密室―外へ;「作戦記録画」小史1937~1945;戦争画の行方1945~現在;戦争下のヨーロッパ美術研究;裏面から見た戦争記録画;戦争と日本の彫刻1937~1945;イギリスの戦争画とケネス・クラーク)
4 作品解説
5 資料

著者等紹介

針生一郎[ハリウイチロウ]
1925年生まれ。東京大学文学部卒業。文芸・美術批評家。現在、美術評論家連盟会長

椹木野衣[サワラギノイ]
1962年生まれ。同志社大学文学部卒業。美術評論家。現在、多摩美術大学美術学部助教授

蔵屋美香[クラヤミカ]
千葉大学大学院修了。現在、東京国立近代美術館主任研究員

河田明久[カワタアキヒサ]
1966年生れ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。現在、早稲田大学非常勤講師

平瀬礼太[ヒラセレイタ]
1966年生れ。京都大学文学部卒業。現在、姫路市立美術館学芸員

大谷省吾[オオタニショウゴ]
1969年生れ。筑波大学大学院博士課程芸術学研究科中退。現在、東京国立近代美術館主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘇芳

1
誰かさんを思い出す2011/04/28

中村達也

0
ブックオフオンラインで発見して意外と安かったので購入。買ってよかった資料。2014/09/25

双海(ふたみ)

0
大学図書館でたまたま手に取って読んだ本。2013/04/17

かお

0
いつかは家に置いておきたい本 どんな絵を見ても考えさせられます2012/07/06

遅読星人

0
アジア太平洋戦争が近代日本の帰結であり戦後の出発点でもあったとするなら、そうして生み出された戦時下の戦争美術もまた、日本美術の近代と現代を考えるための重要な原点ということになる。(河田明久)2019/11/07

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