怪奇小説の世紀 〈第2巻〉 がらんどうの男

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怪奇小説の世紀 〈第2巻〉 がらんどうの男

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  • サイズ B6判/ページ数 265,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336034625
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

ある日食堂に入ってきた男は昔アフリカで殺したはずの男だった。「豹男に生き返らされたんだ」と語るその男は不吉な気配を漂わせていた…。トマス・バーク「がらんどうの男」をはじめ、隠退した医師を毎夜脅かすインド人の幽霊、コナン・ドイルの医学奇譚「茶色い手」、アルプス登山の姉弟を誘う死者からの手紙、邪悪な霊の侵入を描いて迫真のアン・ブリッジ「遭難」、アイルランドの民間伝承に材を採ったJ・S・レ・ファニュ「妖精にさらわれた子供」、H・R・ウエイクフィールドの精妙きわまる怪異譚「チャレルの谷」他、ハリファックス卿「ボルドー行の乗合馬車」、ニール・ミラー・ガン「時計」、レディ・ディルク「死神の霊廟」、J・H・リドル夫人「エニスモア氏の最期」、ニュージェント・バーカー「ウエッソー」、オリヴァー・オニオンズ「事故」、E・F・ベンスン「閉ざされた部屋」、いずれ劣らぬ恐怖の名匠たちの怪奇と幻想の物語全12篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

87
西崎さん編集による怪奇小説第2巻です。12作が収められていてどれも昔のイメージを持っていて最近のおどろおどろしい感じのものとは異なっていて時間がゆったりと進む感じです。表題作やドイルの作品そのほかいくつかはどこかのアンソロジーでも読んだことがありました。このような感じのものも時たま読むとフレッシュなイメージを持ちます。2019/04/20

くさてる

19
古典的な怪奇小説アンソロジー第2巻。これもやはり古めかしい独特の雰囲気があって、一気に読むとすこし胸焼けがするような濃さでした。お気に入りは、これは時代を越えるお話で、みんな作者を問い詰めたくてしかたがなくなるだろう、なハリファックス「ボルドー行き乗合馬車」、題名そのままの内容なのに、せつなさが極まるレ・ファニュ「妖精にさらわれた子供」二作です。2019/03/13

メイロング

4
怪奇小説とは、幽霊や怪奇を取り巻く、周りの社会の話なんだなあと再確認。まず幽霊が現れて、それに対する人々の反応。それが主で、実はここで自殺した云々というオチは、別になくても問題なさそう。12篇読み通して、貫かれてるのはそんなところかしら。超短篇な「ボルドー行の乗合馬車」の気持ち悪さは落語になりそう。最後の解説がめちゃくちゃ文章上手いな。2010/08/18

やんも

2
ナンセンスな『ボルドー行き乗合馬車』、『ねじの回転』を思い出した『遭難』、ユーモアな恐怖『エニスモア氏の最期』。このあたりが印象深いかな。2012/06/03

timeturner

2
「ウエッソー」の最後でびっくり。2012/04/12

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