先生が壊れていく―精神科医のみた教育の危機

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784335651144
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C1011

内容説明

過重な業務に疲れて燃えつきる教師、適性がなく学校を混乱させる教師。心を病む教師を長年にわたり診察してきた精神科医の警告と提言。

目次

プロローグ いま教師に何が起きているのか?
1 壊れていく教師の実像(異動をきっかけとして燃えつきたM先生;過度の業務を抱えこんでうつ病になったF先生;生徒の事故をきっかけに抑うつ状態に陥ったS先生 ほか)
2 学校メンタルヘルスへの取り組み(教師のメンタルヘルスの要点;「心を病む教師が増えている」現状の本質;教師の「燃えつき症候群」を防ぐために ほか)
3 現代社会の病理と人間の心性(高度情報化社会の病理―進歩強迫症候群;スケープゴート心理のメカニズム;「心の時代」の裏に潜むもの)
エピローグ 「自律」する精神を生かせる社会へ

著者等紹介

中島一憲[ナカジマカズノリ]
1956年、広島県生まれ。1982年、東京医科歯科大学医学部卒業。精神科医、医学博士。1990年より社団法人東京都教職員互助会三楽病院精神神経科に勤務。1999年、同部長。2003年、東京都教職員総合健康センター部長兼務。東京都教育庁委嘱医。東京医科歯科大学臨床講師。女子栄養大学大学院非常勤講師
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コジターレ

1
読メ登録前に読了。良書。

かっけー

0
先生は大変そう。…印象に残った内容。「小規模校では、教師は過大な負担を負う。人数が少ないのに、大規模校と同じように行事や、雑務もあるから。」「本当の意味での自立は、集団規範を身につけたうえで、自己責任をもって行動していく能力があってこそできること。」2012/03/25

あづまパパ

0
そりゃ壊れるわな、と思った2011/11/11

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