文化人類学20の理論

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  • サイズ B6判/ページ数 355,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784335561122
  • NDC分類 389
  • Cコード C1039

内容説明

古典学説から先端理論まで、一目で分かる文化人類学の全貌。

目次

文化(社会)進化論
文化伝播主義
機能主義
文化相対主義
構造主義
マルクス主義と文化人類学
認識人類学
象徴人類学
解釈人類学
現象学と人類学
ニスニシティ論
環境人類学
医療・身体論
ジェンダー論
開発論
ポストコロニアル論
観光人類学
多文化主義論
民族誌論
実践論

著者等紹介

綾部恒雄[アヤベツネオ]
国連ユネスコ企画専門員、九州大学、筑波大学、京都文教大学教授(副学長)。この間スタンフォード大学、マッギル大学などの客員教授などを歴任。現在城西国際大学大学院客員教授。筑波大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

24
古典からポストモダンまで。よいreader。2022/05/26

バナナフィッシュ。

3
オリエンタリズムと、相手を相対化している時点で自国主義なんだな。フィールドに出掛けても同じこと。相手も、のこのこやって来た学者たちを外来物と見ているしね。それに学会誌に書く時も要注意。仲間うち、広く言えば自国民に説明しようとしている時点で、それは一種の壁を張っているということ。2017/12/26

子音はC 母音はA

3
この学問が研究者自身の立ち位置そのものに意識的だということを思った。他者を観る(眼)に注意しながら理論を構築しているのを感じた。また、どの理論でもサイードの「オリエンタリズム」の思想は避けて通れないことを知ったのでしっかり読み直そうと思う。 2014/07/18

Book shelf

2
文化人類学の理論を20に分けて、それぞれの専門家によって論じられる内容。人類学と名のつくものが溢れかえり、それぞれの違いが分かりにくくなっていてる昨今の人類学を整理し、簡潔な定義を伝える内容になっている。人類学の専門家ではないので頭に入りにくい内容もあったのは正直なところだが、人間とは何かをテーマにした学問が多様性にあふれているのは当然で、頭を整理したかったところ、評判がよかった本書を選んだのは正解だったと思う。2023/10/30

yokkoishotaro

1
ちょっと古くなってしまったかもしれないが、文化人類学という分野においてどんなモチベーションで研究が行われているのかよくわかった。文化人類学にとても大きな影響を与えた本についても幾度となく紹介されていたので、今後ぜひ読んでみようと思う。2016/06/21

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