内容説明
社会福祉・介護福祉・地域看護・老人介護・作業療法・臨床心理・学校保健・保健医療社会学など、一線で活躍する専門家がわかりやすく解説する、実践的M‐GTA入門。
目次
第1章 M‐GTAを用いた社会福祉実践研究の実際と研究への助言―これからM‐GTAを用いる人へ
第2章 居宅高齢者の生活支援―生活場面面接のプロセスと技法の明確化のために
第3章 地域看護における研究の実際―保健師の実践活動と専門性を明確化するために
第4章 老年看護学―高齢者の存在確認行動に関する研究
第5章 作業療法―M‐GTAとの出会いから投稿まで
第6章 臨床心理学領域:特別養護老人ホーム入居者の生活適応の研究―“つながり”の形成プロセス
第7章 学校保健―中学校保健室頻回来室者にとっての保健室の意味深まりプロセスおよびその影響要因
第8章 「修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ」を用いた「障害児の母親の意識変容プロセス」の研究
著者等紹介
木下康仁[キノシタヤスヒト]
1953年山梨県小菅村生まれ。1976年立教大学社会学部卒業。1979年カリフォルニア大学ロサンゼルス校、アジア系アメリカ人研究科修士課程修了(MA)。1984年カリフォルニア大学サンフランシスコ校、人間発達・エイジング研究科博士課程修了(Ph.D.)。立教大学社会学部教授・同学部長(社会老年学、高齢社会論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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分析テーマ設定の重要さなど、木下さんではなく、M-GTAを使った人たちの苦悩から学ぶことがとても多かった。2014/11/17
Masataka Saitou
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様々な現場で行われたGTAの研究が紹介されている。どれもオリジナリティーな「発見」があり、読んでいて飽きなかった。オリジナリティーな「発見」をどう生かしていくのかがみそ。 2013/04/22
そら
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様々な現場で行われたGTAの研究が紹介されている。どれもオリジナリティーな「発見」があり、読んでいて飽きなかった。それと共に浮き上がった疑問は、オリジナリティーな「発見」をどう生かしていくのか。2011/12/19