内容説明
難解だといわれる刑法理論をわかりやすく解き明かす。著者オリジナルのフローチャートで初心者にも論理関係がわかる。論点の内容、由来、解決策に解説の重点をおいた学習書。
目次
罪刑法定主義
刑法の効力
因果関係論
法人の犯罪能力
不真正不作為犯
故意の体系的地位
構成要件的事実の錯誤
過失犯論
違法性の本質１・正当化の原理と違法性の内実
違法性の本質２・違法性論の根本的対立の基層
被害者の承諾
正当防衛の要件１
正当防衛の要件２
正当防衛の要件３
緊急避難の法的性格と要件
正当化事情の錯誤
責任論における基本観念
責任能力と原因において自由な行為
違法性の錯誤
期待可能性
未遂犯論１
未遂犯論２
未遂犯論３
共犯の基礎理論
共謀共犯正犯
共犯の特殊問題１
共犯の特殊問題２
罪数論
刑罰論
著者等紹介
川端博［カワバタヒロシ］
１９４４年５月１日生。６７年明治大学法学部卒業。７０年司法修習修了。７２年東京大学大学院法学政治研究科修士課程修了。８３年明治大学法学部教授・法学博士。明治大学法科大学院教授。８８年度より９７年度まで司法試験考査委員（刑法担当）。日本刑法学会理事、日本学術会議員（第１８期・第１９期）、法制審議会委員、新司法試験考査委員（刑法担当）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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