ミネルヴァのふくろうは世紀末を飛ぶ―テクノロジーと哲学の現在

ミネルヴァのふくろうは世紀末を飛ぶ―テクノロジーと哲学の現在

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784335150289
  • NDC分類 118
  • Cコード C1010

目次

1章 哲学における最近の終焉的な語調1(神学―哲学―自由学芸〉と技術―あるいはアウト・カーストの席捲)
2章 オリジナルとコピー(シミュレーションの意味―オリジナルって何だ)
3章 他者としての機械(機械、道具性から他者性へ;コンピュータには何ができないか―H・L・ドレイファスの場合)
4章 脳の解明とニューロ・コンピュータ(脳の解明は、何を解明するのか―人間の諸能力と脳内過程;哲学におけるコネクショニズム)
5章 エキスパート・システムとフレーム問題(機械と人間との間;知識の設計図―実行の規則化と規則の実行)
6章 自然性の変貌(自然、内なる保守性の尺度としての;生命の尊厳と生命の質)
7章 哲学における最近の終焉的な語調2(新しさという至上価値―モードをめぐって)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yurikos

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第一番に、どういうわけか、フクロウが死んでいった。(ディック) 世界がいかにあるべきか、を教えることについて、いずれにせよ、哲学は常に遅れてやってくるのだ。(ヘーゲル) と、いう帯ですが。 テクノロジーというリヴァイアサン(怪物)に、瀕死の哲学が立ち向かう、的な。最後の章で、クンデラを思い出させる言葉があって、「不滅」をまた読みたくなりました。2018/03/03

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