かくもみごとな日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334975616
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0023

出版社内容情報

立派な業績を残しながらも歴史のひだの中に埋もれ、いまではあまり語られることもない偉人たちや、世間的にはほとんど無名だが、確かな足跡を残してこの世を去った奇才たち。彼ら70人の生涯に光をあて、山あり谷ありの人生を鮮やかに生き抜いた、彼らの姿を描くリンボウ流800字の人物伝集。

【著者紹介】
1949年東京生まれ。慶應義塾大学文学部を経て、同大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授。東京芸術大学助教授を経て、作家活動に専念。専門は日本書誌学、国文学。

内容説明

立派な業績を残しながらも歴史のひだの中に埋もれ、いまではあまり語られることもない偉人たちや、世間的にはほとんど無名だが、確かな足跡を残してこの世を去った奇才たち。彼ら70人の生涯に光をあて、山あり谷ありの人生を鮮やかに生き抜いた、彼らの姿を描くリンボウ流800字の人物伝集。

目次

川上行蔵―科学者の目と温かな心と
森武之助―教えずして教える
遠藤諦之輔―見えぬように努力する
阿部隆一―寸暇を惜しむということ
田中冬二―泥中の蓮のように
高島野十郎―野の画家
津村紀三子―散り来る花に
大宮庫吉―陰徳の人
今村均―日本陸軍の良心
住谷三郎―生涯を農にありて〔ほか〕

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。都立戸山高校、慶應義塾大学文学部を経て、同大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授。東京芸術大学助教授を経て、作家活動に専念。専門は日本書誌学、国文学。『イギリスはおいしい』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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手ぬぐいゲッター

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素晴らしい人たちが大勢いるのだなと思いました。  ほとんどの人を知りませんでした(^^ゞ2016/07/24

くらーく

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自分の曾祖母をちゃっかりだすなんて、お茶目な林先生。2015/10/17

魚京童!

0
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-429.html2013/05/25

マウンテンゴリラ

0
殆どが名前さえ知らなかった人たちの話である上に、取り上げられる人数が多く、個々の内容が消化不良で印象に残る話もあまりなかったように思う。しかし、いずれの人物も現代の日本人からすれば、波乱に満ちた人生を送っており、しかも今に比べれば一般的な意味での自由に対する制約の多かった時代に、個性を十分に輝かせた人たちがいかに多かったかということを知らされ、自由や平等が人間を形成する上で至上の価値ではないようにも感じさせられた。2012/11/02

c82

0
軽い伝記を読みたかった自分にはぴったりの本だったが、1人あたり800字ではあまりにも短すぎた。2010/11/19

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