芸術の神様が降りてくる瞬間

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  • サイズ B6判/ページ数 364p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334975265
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0070

内容説明

天才たちの脳はどう発想するか、脳科学者が対話から解き明かす。BS日テレで好評を博した「ニューロンの回廊」待望の書籍化。

目次

はじめに―対話から「何か」を見つけるために
町田康―まず、自分の魂を荒らす必要がある
金盛穣―今やる意味のあることを、模索せよ
山下洋輔―また次があるから、不完全なままでいい
立川志の輔―強く求めていないと手に入れることができない
荒川修作―進化は私たちの掌中にある
おわりに―多様であれ、異質な他者を許容せよ

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京生まれ、脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)。その他、東京大学、大阪大学、早稲田大学、聖心女子大学などの非常勤講師もつとめる。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組み、近年はメディアでの活躍も目覚ましい。『脳と仮想』で、第四回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬頭小次郎

4
セレンディピティを呼び込むには答えが欲しい、と問いかけることが必要。あと、余裕。全然関係ないものが来たときに余裕がないと気付かない。降りてきた神に気付く能力が大事。 インタビュー形式で芸術の神が降りてくる事について、小説家、ミュージシャン、落語家、舞踏家、建築家とそれぞれ話している内容。 魂が、荒んでいると言うかザラザラしていないといけない。つまらない小説はその人がいけてたりする。人生的に。 即興の音楽では自分でもわからない所に行くことにスリルがある。その瞬間がないとその曲を終われない。 2019/03/30

oyu---

2
町田康目当てで読んだ。インタビュー形式2013/12/15

takao

1
ふむ2022/08/04

薫風堂

0
「まずですね、自分の魂を荒らす必要があるんですね」(町田康14頁)、「自分よりも外にいる自分を鍛えるのが、修行なのかもしれないですね」(立川志の輔240頁)、「『私』と呼ばれている君が、自分で自分をコントロールできない状態にいつも置かれるわけ。」(荒川修作314頁)。:多士済々、でも、どこか重なるような・・・「芸術の神様」は「私が私から離れたとき」にいらっしゃるのかも。茂木さんが、聞き手に徹することなく、自分もグイグイ前にでる。下手すればブチ壊しだと思うけれど、この本は、それが成功しているように思う。2010/09/10

小葉

0
◇ 対談集。茂木さんの対談の相手が、名前だけ知っているとか全く初めて聞く人ばかりっていうのが、残念でした。みなさん凄そうな人たちなのですが。特に荒川さんは、もういっちゃってるって感じ。2008/04/11

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