内容説明
30年ぶりの世界好景気!円安、株高、地価上昇、利上げ…いったい何が起こっているのか。一気に読めてすぐに役立つ画期的入門書。
目次
1章 マネーはもうジャブジャブだ
2章 マネーはどこに消えたのか?
3章 経済政策には何があるのか?
4章 日本の財政はいかに悪いか
5章 長期金利は今後上がるか下がるか?
6章 為替はどうなるか?
7章 不動産マーケット
8章 株のマーケット
9章 いま世界経済はどうなっているのか?
10章 今後の日本はどうなるか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
13
図書館で借りる。非常にわかりやすかった。10年近く前の話であるが、昨今の政策はまさにこの通りであり、民主党時代の円高の予想はなかったが、長期的な視点は私ごときがいうのも変であるが、素晴らしく感じる。この本は、光文社の新入社員研修で実施された講義を、本にしている。そういうのもあってわかりやすかったのかも知れない。固定為替の限界からユーロの限界と同じ感じであることもよくわかる。ブレグジットなどにも限界が現れており、移民による格差問題など、今読んでいても違和感がない。初藤巻健史であったが、他の本も読んでみたい。2016/09/02
miyatatsu
8
ブックオフで面白そうな本を探していたときに見つけて購入しました。読み始めてから気づいたのですが、6年前の出版された本で、当てにならないと思っていたのですが、読んでみると今の日本の状況をずばり当てていてびっくりしました。私も著者のように経済を勉強して、これからの日本を予想できるようになりたいです。2018/08/15
のろろ
2
リーマンショック前に書かれた本だと思うと、読んでいてなかなか感慨深いところがあった……。サブプライムローン問題についての記述もあり、興味深い。出版されるのが2年ほど遅かったら良かったのかもしれない。2013/04/06
J_L_B_459
2
積ん読約三年の間に世界経済の様相は一変した。今読み終えてみると、如何にテールリスクが軽視されていたか分かる。また、バブルは弾けてみないと分からないものだということも。そういったこと以外、特に、日本経済の問題点についての指摘は今でも有効だと思う。2010/08/25
メルセ・ひすい
2
9-30 バブルを読めず、平身低頭男・・いや先生 30年ぶりの世界好景気! 円安、株高、地価上昇、利上げ…いったい何が起こっているのか。お金とは何かといった基本的な事柄から、世界経済、今後の日本についてまでを語る。 中国小川中央銀行総裁は盛んに金本位制をノタマウ。O.C.はこの程度です。モノを言うなら自国の正しい統計値を示し、経済を言うならまず透明性が肝要、都合の悪い数字は100で割り、具合がよければ×100皆、知ってるよ!2007/10/27