目次
序章 息子・健太郎の難病―奇跡への感謝(この子を死なせはしない;健太郎を頼むぞ ほか)
第1章 やってきた乳がん―女性よりも人間としての命を(平穏な日々;これって、しこり? ほか)
第2章 闘病の日々―がんには勝ったけれども(十時間後の目ざめ;あまりの衝撃 ほか)
第3章 心の傷跡―「ママ、なぜ笑わないの」(表情のない顔;お弁当事件 ほか)
第4章 人生の共演―見捨てない、という力(目立ちたがり少女;おふくろっ子 ほか)
著者等紹介
村井国夫[ムライクニオ]
1944年、中国・天津に生まれ、佐賀県で育つ。62年に俳優座養成所第15期生となり、卒業後の65年、自由劇場の旗揚げに参加。翌年、東映映画『ワタリ』でデビュー。以後、『レ・ミゼラブル』や最近の『エリザベート』など、ミュージカルや舞台でも活躍。92年の舞台『蜘蛛女のキス』(再演)では演劇部門の芸術祭賞を受賞している。音無美紀子とは76年に結婚
音無美紀子[オトナシミキコ]
1949年、東京都に生まれる。66年、劇団若草に入団。71年、TBSのテレビ小説『お登勢』のヒロイン役で一躍脚光を浴び、人気女優となる。NHK大河ドラマ『おんな太閤記』、マドンナ役の『男はつらいよ 寅次郎紙風船』など、数多くのテレビや映画に出演。『蜘蛛巣城』ほか舞台でも活躍し、04年の『花あかり』も好評。88年に乳がんの手術を受けたが、回復して現在に至る
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