内容説明
大きな夢はいかに育まれて来たか?初めて女性の視点で書かれた少年時代。
目次
第1章 放たれた光(“ひでさん”と呼ばれて;「神の子が生まれる」 ほか)
第2章 愛すること愛されること(傷ついた心;「努力できることが才能である」 ほか)
第3章 花開いた才能(統率力;己に与えられた楽器を余念なく奏でよ ほか)
第4章 観る人すべてに感動を(握手;やってのける力 ほか)
著者等紹介
赤木ひろこ[アカギヒロコ]
岡山県倉敷市出身。フジテレビ「FNNスーパーニュース」「CS739プロ野球リレーナイター」TOKYO FMベースボールリポーターなどの仕事を経て執筆活動にはいる。主に読売巨人軍を中心に取材活動を続けている
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感想・レビュー
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清作
4
平成二十四年最後の一冊はこれ。数年ぶりの再読。松井秀喜選手の少年時代を女性の著者視点から書かれた本。幼少時に一度、野球をやめたことは他の本を通して知っていたが、それは当時の野球チームの指導者に半ば強制的にやめさせられていたことを知りショックを受けた。それは松井選手の心に深い傷を負わせることになり、なかなか野球を再開することが出来なかったのだが、それでも野球が好きだという気持ちは変わらず、やがて再開し、後の大活躍へつながる。今年第一線から退く決断をしたが、私は今後も松井ファンであることに変わりはない。2012/12/31