わたしの茶の間

わたしの茶の間

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334970215
  • NDC分類 914.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

16
亡き母が36年前に読んでいた本です。読んで驚きました。著者は、数多の苦労を重ね、人生の酸いも甘いも分かっておられる方です。それだけに、文章から滲み出る「気配り、心配り、気遣いと諭しを絶妙に絡めた言葉使い」一つ一つが私の心にしみました。例えば、座談のエチケット。主人側は話題をその場にいる人達共通のものにすることの大切さを説きます。 一部の人の内輪話で盛り上がる傍若無人さに辟易していただけに我が意を得たりと膝を打ちました。こんな話が満載です。古い本ですが、探して読まれることをお勧めします。きっと心が洗われます2019/12/06

餅くま

4
この本をどこで知ったか思い出せないが、どこかで知って図書館で予約していました。どんな本なのかわからず読み始めたのですが、戦争を体験した昭和の女優さんのエッセイでした。当時の下町娘の考え方や、映画界の話し、暮らしを知ることが出来て面白かったです。2023/07/16

たいきち

2
図書館。明治生まれの方の本なのに、未だに遜色のない内容。俳優という忙しい仕事をしながら、ここまでしっかり料理を丁寧にするという…素晴らしい。性格もあるでしょうが、お母様の影響が多大にあるように感じました。お母様の人のためにという生き方、亡くなったあと形見分けといっても何もなかったという終わり方、天晴れとしか言いようがない。料理以外にも生活あれこれや日々の考えが書いてありますが、今にも通じるな~と思うことが多くて驚きました。文章も本業かなという程読みやすいので、他の本も楽しみです。2020/11/07

さなごん

1
結婚は続けるのが大変だなあと大先輩の文章を読んでしみじみ。一生懸命額を集め力を合わせて工夫してこしらえあげることが結婚ではないかしらという一文に深く頷く。また、相談などを受けた後の若い人の後日の反応でがっかりさせられるというのは同じだなあ。その辺義理は果たしたい2013/08/02

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