内容説明
バルカン半島を出発し、東欧諸国、南北アメリカ、アフリカ、中東、中国、インド、日本にまで。２１世紀の経済成長は犯罪組織が支えていた。
目次
第１部 コミュニズムの崩壊（あるアメリカ人の死；血塗られた儲け；マフィア―資本主義を生み育てる；噂を流布させる）
第２部 金、マネー、ダイヤモンド、銀行（アリヤー（聖地イスラエルへの移民）
桃源郷
犯罪の舞台
黒と白）
第３部 ドラッグ（相棒；恐怖の行進；コード・オレンジ）
第４部 組織犯罪の将来（日本の暗黒街；組織犯罪の将来）
著者等紹介
グレニー，ミーシャ［グレニー，ミーシャ］［Ｇｌｅｎｎｙ，Ｍｉｓｈａ］
著名なジャーナリストで歴史家。イギリスの高級紙ガーディアン、ついで公共放送ＢＢＣの中欧特派員を務め、共産主義の崩壊と旧ユーゴスラビアでの戦争を密着取材。記者としてソニーゴールドアワードなどを受賞。東欧やバルカンの政治について欧米の政府の顧問役を務める。３年間ＮＧＯを主宰し、セルビア、マケドニア、コソボの再建に尽力
中谷和男［ナカタニカズオ］
東京外国語大学卒業後ＮＨＫに入局。２０年間海外特派員を務め、ヨーロッパ・アラブ・アフリカ総局長（パリ）を最後に独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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FFFT
5
東欧の犯罪組織、ロシアンマフィアの話に始まって中東、インド、アフリカ、アメリカ、中国、日本のヤクザ、ネットの世界… と著者の取材を通じて各国の犯罪組織のことが紹介されています。 欲望を満たすため、また単純にとにかく生きる糧を得るためなど様々な理由から人は犯罪に走ります。社会がある限りそれらもはびこり続けるのか…。 それにしても海外のマフィア、どんだけアコギに儲けてるんだか。。2012/02/14
sugiane
1
戦争とお金と薬とが密接に絡み合っている。つくづく厳しすぎても緩めすぎても駄目になるんだなと感じました2011/01/23
