Kobunsha paperbacks
老人駆除―誰も語らない「少子高齢社会」の本質

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334933753
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0033

内容説明

2005年10月、日本の高齢化率は、ついに20%を超えた。なんと5人に1人が65歳以上という高齢社会aged societyの到来である。このため、老人医療費は年間12兆円にまで増大し、高齢者関係の給付金も、社会福祉費用全体の7割を占めるまでになった。年金も同様で、制度そのものが揺らいでいる。そして、その一方で少子化depopulationはどんどん進行している。では、どうすればいいのか?それは、これまでの発想を大転換し、制度を大胆に変えていくことだ。老人たちを一律に弱者として扱っていては、この社会は崩壊してしまう。すでに、若者たちの老人に対する戦争は始まっている。年金不払い、少子化はその兆候である。本書はよりよい少子高齢社会を迎えるための提言である。

目次

第1章 世代間戦争が始まった
第2章 老人は弱者ではない―3つの真実・3つの誤解
第3章 年金一揆が起きる
第4章 金持ち老人・貧乏老人
第5章 少子化は若者の反乱―ウメネーゼからウマネーゼ
第6章 老人支配国家の終焉―6つの処方箋
Epilogue 超高齢社会をめぐる対話

著者等紹介

竹本善次[タケモトゼンジ]
1957年熊本県生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科修了。民社党政策審議会部長、参議院議員政策秘書を経て、福祉・社会保障総合研究所代表、NPO法人・公共政策総合研究所常務理事、松蔭大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がんぞ

1
2002年の時点で「高齢だけを条件に医療を無償にしたのがまちがいだった(他国に例はない)(73年施行、83年少額の自己負担、2003年1割負担&高額所得者は2割)」と東大医学部出身の参議院議員・今井澄は遺著で語っている。「薬の2割が捨てられている」とあるがもっとではないか?少子化は「産めない」から選択的「産まない」の風潮に。「消費財として」の子。男女とも強い専業願望、それは(収入でも家事でも)「依存」願望による/日本の製造業の収益悪化は技術流出によるのが明白だが生産拠点移転か海外移民を受け入れるか悩ましい2017/02/17

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