ブルーマーダー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 436p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334928551
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

あなた、ブルーマーダーを知ってる?この街を牛耳っている、怪物のことよ。姫川玲子。常に彼女とともに捜査にあたっていた菊田和男。『インビジブルレイン』で玲子とコンビを組んだベテラン刑事下井。そして、悪徳脱法刑事ガンテツ。謎めいた連続殺人事件。殺意は、刑事たちにも牙をむきはじめる。

著者等紹介

誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。’03年、『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。警察小説、青春小説、ホラーなど、多彩な作品を次々と発表し、多くの読者を獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aya

441
インデックスを読んでから再読。登場人物が多いので、最初は人物同士が結びつかないところがありました。改めて読むことで登場人物をより把握できたと思います。姫がとってもとってもかっこいいです!あの拳銃を抜くシーン、映像化で見てみたい!竹内結子さんが実際に演じたらかっこいいだろうなぁと思いました!菊田と姫の、お互いを想いあっているところには読んでいて涙が出そうになりました。この関わりがあった後に、インデックスの話が来て、そして長編へと続いていくんですよね。2人の関係はどうなっていくんだろうと期待してしまいます!2014/11/24

どんちん

426
おおぉ、菊田結婚したんだ!でもって、奥さん何気に強気なんだ!!ということより感じたのは、登場人物のキャラがTVのキャラとかぶってきていることだ。TVの印象が強いからなのだろうか?今までは、原作とTVの違いを少なからず感じていたが、今回は、だめだ、しゃべり方もトーンも勝手にTVを観ているように頭のなかで映像化されてしまうw 原作とTVがシンクロしたといえばいいんかな?悪い感じはしないから、まぁよしとしよう!それよりも、最近ラノベ系が多かったので、久しぶりのグロ系はインパクトあるねww2015/01/13

修一朗

391
久々の姫川シリーズ、面白かったぁ。エンタテイメントの王道を読んだ気分。ストロベリーナイトの原点に戻ったという評判通りだった。今回も敵役キャラがなんとも魅力的。あの手口を思いついたことといい、昨今の暴対法や、暴力団以外の勢力台頭を考慮した上で設定した動機といい、敵役の置き方でストーリーがキマった。ガンテツや菊田もバッチリ登場していい味出しているし、大満足で読了。続編がありそうな終わり方でしたね…2014/09/06

ミカママ

364
最近、姫川シリーズ後半3冊を一気読み。シリーズが続くと、とたんにつまんなくなったりするものが多いけど、これは別!「ストロベリーナイト」から数えても、スピード感がまったく衰えていない。登場人物のそれぞれも、キャラが色あせるどころか、ますます魅力的に。ただ、私は姫川刑事が竹内結子だってのは、いまだに認めてませんがね!(苦笑) さて、菊田、そうなの?結婚しちゃったの?あまりに突然すぎませんかね?しかもこのカップル、離婚しそうもないし。ラスト近くの捕り物に至っては、鼻の奥がツンとしてしまった。後続が楽しみ。2013/06/09

えむ

316
出所した組長が殺害される。捜査をしていくと、絶命させ更に打ち据えて全身のあらゆる骨を折りバッグに詰めて持ち去る青い仮面の殺人鬼「ブルーマーダー」がいるという都市伝説にたどり着く。感想は、いや~、よかった。久しぶりに夢中になれた。誰が犯人かとかトリックはないし、姫川玲子が謎を解く訳ではないのだが、終章がイイ!。前作がイマイチだったのを抜きにしても、素晴らしい作品だった。20212013/07/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5611284
  • ご注意事項