内容説明
みーちゅんは、ぼくのもの。でも、それは二人だけの秘密なんだ―。度胸も行動力もないけれど、わりとまじめで一生懸命、かなり夢見がちな27歳・あきおくんに訪れる、絶好のチャンスと最悪のピンチ。めざせ、第2の『電車男』!絶対に無理だとわかっていても、アイドルに真剣に想いをよせたって、いいじゃない。ファンタジック・ニート青春小説。
著者等紹介
新堂冬樹[シンドウフユキ]
1998年『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞。暗黒小説からピュアな恋愛小説まで多彩なエンターテインメント作品を次々と発表し、幅広い読者を獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
10
あ〜あ、残念な主人公でした。 アイドルと自分の関係を妄想ばかりしている男…。最後もがっくりする感じでした。2012/03/02
しぃたろ@記録の一部が消失:(
4
著者の作品だとは思えない程、コミカルな作品だった。ライトノベルの様な雰囲気がある。小説としてはどうかと思うが、主人公の妄想や行動はなかなか面白い。歯切れの悪い終わり方にしなければもっと良かったと思う。2011/10/29
kthk arm
3
2023年119冊目。今年ベスト級。めちゃくちゃサイコーでした。あきおの言い訳に、ちょっと思い当たるとこあって冷や汗w2023/11/17
そうたそ
3
★★★★★
かみちゅう
2
主人公が6号男と「みーちゃん知識比べ」をする件を読んでるとき、某銀さんが「アイドルからみればファンは全員チ○カス」と言っていたのを思い出した。全体的な感想は、主人公が気持ちいいほど痛々しいが、立て板に水に嘘八百を並べ立てるところは凄いと思う。2015/07/18