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永遠の咎

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  • サイズ B6判/ページ数 469p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334923877
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

愛する者のためなら鬼にも悪魔にもなれる。母性の通念を打ち砕く衝撃作。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年、鹿児島県生まれ。週刊誌記者を経て、ジャーナリストとして独立。本名祝康成名義で、『19歳の結末 一家4人惨殺事件』、『真相はこれだ!不可思議8大事件の核心を撃つ』などのノンフィクションを上梓。小説家としてのデビュー作は、2000年の『サイレント・ボーダー』。読み手のページを繰る手を休ませぬ物語展開には天性のものがある。事件現場の最前線で培われた取材力洞察力が作品に重厚さと確固たるテーマ性を持たせる。現在、最も注目される気鋭の実力派
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むう

22
凄まじいお話でした…。永瀬さん、人間の奥に巣くう地獄を描かせたら天下一品ですねzzz 登場人物が、皆、揃いも揃って「生きる」ことの悲哀に塗れてて。後半は例によってかっぱえびせん状態で、殆ど徹夜で読み終えました。犯人の人間性がどのように捻じ曲がっていったのか、エピローグでちゃんと説明されて全てのモヤモヤがストンと落ち、納得できるのも秀逸。ただ、私の好きなハッピーエンドではなかったなぁzzz でも、これ以外の結末はあり得ないよなぁxxx 複雑です(笑)。重い読後感ですがダークノベルお好きな向きにはお勧めかも。2017/03/03

zushhy

4
被害者家族の話を予想しながら読んでいたら、中盤でバケた。子どもを抱えて、風俗で働いている男女が、子持ちということで風俗の職場でも追い詰められて、運命が暗転してゆく。ハブになってるのが、無認可の保育施設で、彼らを支配する轡という男の造形が面白い。子持ち率8割のハードボイルドだが、子育てを美化せず、親の必死さと愚かさを動物的に描き、社会問題の提起などまるで関係ないドライなストーリーがよかった。2014/10/29

あきまこ

4
話の展開に今一つ納得のいかないものを感じました。2013/09/24

鈴と空

4
何だかぐったり……。自分の想像できる枠の外にいる人がたくさんで。「想像できる」の曖昧な境界のすぐ外にいる人からうんと遠くにいる人まで。あの人たちの轡田への心酔っぷりが不思議。2010/06/27

たくや

3
冒頭からは予想できない意外な方向へと話がすすんでいきました。中盤辺りから引き込まれラストは私としては残念でしたが話のテーマとしては仕方ないかな…と思えました。 関係ありませんがタバコを吸いすぎですね。2013/05/31

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