家族

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334901103
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0095

内容説明

「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」が編んだ初のドキュメンタリー。真実のみが暴き出す、国家とは、日本人とは、そして家族とは…。苦悶、空白、やり場のない魂の慟哭―一挙掲載。

目次

第1章 主は与え、主は取られる―横田めぐみ
第2章 わしは日本を信じるッ!―市川修一・増元るみ子
第3章 後はお前らが引き継ぐんや―地村保志・浜本富貴恵
第4章 あの人は強力な味方や―松木薫・有本恵子
第5章 「子供を守りきる」闘い―原敕晃・田口八重子
第6章 泣きたいときは泣いていい―蓮池薫・奥土祐木子
第7章 人間、口と腹とは違うんや―寺越昭二・寺越外雄/寺越武志
第8章 曽我ひとみさんからの手紙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなみ

12
再読です。理由もわからないまま子供がいなくなったままの何十年という年月を考えると本当に胸が締め付けられる。居場所がわかっても会えない、本当にあの国が憎いです。そして我が国も。2020/07/05

マッピー

12
ある日突然家族の姿が消えてしまったら。私は親の目線で読んだので、本当につらくてつらくてしんどかった。いつまでも気持ちの整理をつけることができず、「今頃どうしているのだろうか」と心配は絶えない。実はこの本には「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」には加入していない人の記録もある。その理由が、決意が、壮絶で辛い。生きている息子の命を守るため、たった一人で戦い続けるしかない母。言葉にすることが許されない真実の気持ち。早く解決してほしいと心から思う。政治家、外務省には真剣に頑張ってほしい。2019/06/23

もだんたいむす

2
興味深い内容だった。家族が必死になって探す中、何もしない政府な感じだな。2024/03/23

Eiji

0
涙無しには読めない。日本人なら絶対に読んでほしい。6ヵ国協議で北朝鮮は「拉致問題はすでに解決した問題だと」ほざいているみたいだが、北朝鮮はともかく、日本の政治家の腰抜けぶりには改めて驚嘆させられた。実名で掲載されている政治家たちは、猛反省せよ。お前ら政治家として、命かけて日本国民を守らんかい!とにかく、憤りは隠せないのだが、横田さんをはじめとしたそれぞれの家族が、自分の子供を拉致された悲しみが自分たちの感覚として実感できる。国民書として、忘れてはいけない、埋もれてはいけない本である。2003/05/30

1131you

0
最近になって寺越さんの存在を知り特に微妙な立場のお母さんの記録があったので手に取った。感情的な部分が多いがジャーナリストでもない一般人の文章として当然だし逆に関係者として生々しい。 小泉訪朝当時まだ北朝鮮という国もろくに知らない子供で拉致問題に衝撃を受け、当事者五人の帰国にこれからどうなるのか不謹慎ながらドキドキしたのを覚えている。結局そのまま20年も経ってしまい安倍晋三も亡くなりついでに蓮池さんのお兄さんが何やらアレな人になるとは。2023/04/03

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