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内容説明
たかが駅名、されど駅名―。普段は気に留めない駅名でも、その由来を辿れば興味深いエピソードが必ずあります。同じ駅名を避けるため、旧国名や社名、“新”や“東西南北”を入れたりという地道な創意工夫や、吸収合併による改称の歴史など、読めば目からウロコの事実がいっぱい!駅名に隠された秘話を知れば、鉄道の旅が一層楽しくなること請け合いです。
目次
第1章 同じ名、似た名の群雄割拠(列島縦断、意外な謎が潜む駅―大阪阿部野橋;四つのなにわに響く泣きのナニワ節―難波読解;正式駅名と駅名標の怪しい関係―二つの御影;四方八方手を尽くす命名作戦―方角による駅名分別;全国の駅名管理は一筋縄ではいかぬもの―二つの新富士;奈良県大和高田市の駅名三国志―同じ地域に三社が共存する場合)
第2章 わけありの名前もあるようで(府中をたどれば古き時代が見える―府中(ふちゅう)と府中(こう)
皇紀二六〇〇年記念式典に伴う駅名大改革の変―橿原神宮駅
奇想天外!北陸地方の駅名―武生新・社武生
“口”の達者な関西人、駅名にも「口」を多用―西口、東口に見る関西気質)
第3章 由来をたずねて幾千里(手前ども、生国と発しやすは…―旧国名を冠する駅;駅名の並びに美を見いだし、歴史を想う―連続駅名;北海道の駅名はアイヌ語抜きでは語れない―アイヌ語の音訳、意訳駅名;遠きふるさとを想う北の開拓者たち―北海道の創作駅名)
第4章 手を替え名を変え品を替え(自ら変えたり、変えさせられたり―駅名改称;二転三転!?駅名改称、コトの顛末―飾磨・亀山・高砂・別府;『和歌山』はいずこに消えた!?―和歌山・紀和;アイヌと和人と地名の文化―日本語化された北海道の駅名)
著者等紹介
所澤秀樹[ショザワヒデキ]
交通史・文化研究家、旅行作家。1960年東京都生まれ。神戸市在住。重電機器設計、輸出事務、広告宣伝、市場調査、ビデオソフト製作、債権管理、医療事務コンサルタント等の職を経て、旅、鉄道を中心とした文筆稼業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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