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内容説明
「八方ふさがりになるか、四面楚歌になるか、それは覚悟のうえで、今ここで、あえて本音で漫画を語りたい」―漫画評論そのものに批判的だった手塚治虫が、初めて漫画論に関わった一冊。手塚漫画のルーツ、自らの創作の秘密から漫画の未来まで、死の直前に病をおしてまで伝えたかった思い、願いが込められた「マンガの神様、最後の対論」。
目次
第1章 漫画との出会い(昭和漫画史は楽天、一平に始まる;小学生で楽天と一平の違いを発見 ほか)
第2章 戦争と『のらくろ』(戦前の大ベストセラーだった『のらくろ』;四回変わった『のらくろ』 ほか)
第3章 手塚漫画のルーツを探る(映画がなければ手塚漫画もなかった;映画の青春を投入した ほか)
第4章 漫画の将来を考える(いつの時代にも漫画は迫害されてきた;焚書事件で犠牲となった漫画 ほか)
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年大阪府豊中市生まれ。’46年『マアチャンの日記帳』でデビュー。以降、『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラック・ジャック』などヒット作を多数生み出すとともに、世界中のクリエーターに多大な影響を与える。’89年死去
石子順[イシコジュン]
1935年京都市生まれ。’53年中国から帰国。’61年東洋大学文学部卒業。映画批評、中国映画字幕翻訳を経て手塚漫画に出会い、’67年に手塚治虫漫画論を書く。以来漫画評論を始める。元和光大学教授、日本漫画家協会参与、映画・漫画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hanet
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