光文社文庫<br> 新廃線紀行

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光文社文庫
新廃線紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334774431
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報



嵐山光三郎[アラシヤマ コウザブロウ]

内容説明

廃線旅行は、鉄道の歌枕を訪ねる旅である―。“現代の芭蕉”嵐山光三郎が、消えた鉄道の残影を求め、全国26路線を踏破する痛快紀行。重要文化財を擁する絶景廃線に、ご当地グルメと温泉を堪能する極楽廃線、追悼旅行で訪れた朽ちゆく思い出のローカル線…。苔生した線路を辿ってみれば、よみがえるのはムカシの匂い。読めばあなたも、きっと廃線の虜になる。

目次

『新廃線紀行』地図
北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(北見~池田) まずはちほく鉄道の運転士になってみる
夕張鉄道(夕張本町~野幌)/三菱石炭鉱業大夕張鉄道(清水沢~大夕張炭山) ああ、涙ぽろぽろ夕張鉄道でした
くりはら田園鉄道(石越~細倉マインパーク前) くりはら田園鉄道、あんたはエライ!
仙北鉄道登米線(登米~瀬峰) 讃えよ輝く仙北鉄道、あんたもエライ
東野鉄道(西那須野~那須小川) 東野鉄道で唐辛子ピリピリサイクリング
筑波鉄道(岩瀬~土浦) よみがえる筑波鉄道にガマがいるか
鹿島鉄道(石岡~鉾田) カシテツの夢は枯れ野を駆け巡る
東武鉄道熊谷線(熊谷~妻沼)/西武鉄道安比奈線(南大塚~安比奈) B2型蒸気機関車「カメ号」の雄姿
国鉄下河原線(国分寺~東京競馬場前) ジャリ鉄は化けて出るのだ〔ほか〕

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942(昭和17)年、静岡県に生まれる。作家。平凡社「太陽」編集長を経て独立、執筆活動に専念する。’88年『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。2000年、『芭蕉の誘惑』によりJTB紀行文学大賞を受賞。’06年、『悪党芭蕉』により泉鏡花文学賞、’07年、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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