出版社内容情報
アルプスの名峰グロスグロックナーで出逢った、国際刑事警察機構警察官・高木史朗と陽子は運命の恋に落ちたが…。山岳ロマン。
内容説明
国際刑事警察機構に出向していた警察官・高木史朗はアルプスの名峰で出会った謎めいた女性・陽子と故郷で再会、恋に落ちた。だが、暴力団組長が殺された事件の捜査線上に彼女の名が浮上。さらには殺された高木の昔の恋人の事件との繋がりまで!二人の仲を阻むのは暗黒社会の抗争か、雄大な日欧両アルプスを舞台に築かれた犯罪か―森村山岳ミステリーの傑作!
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には日本ミステリー文学大賞、’11年には吉川英治文学賞を受賞した。近年は創始した写真俳句も話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
19
警察官の高木はアルプスで出会った女性と故郷の佐賀で再会、そして東京で事件が…。過去のことやタイトル「雪煙」そう繋がってくるかと。流れが面白かった。ラストは現実だし、この人ならそれを選択するだろうなと思える。2022/05/24
びん
2
縁遠いはずの者たちが、1組の男女が山で出会ったことをきっかけに過去の深い結びつきが紐解かれていく・・・。 題名から推察する過酷な雪山でのチエィスはないけれど、本格的な推理小説に引き込まれ、おかげで一気読み。(o^^o)v 2017/06/19
KJ
0
ハードボイルドですね!2015/11/23
にやり2世
0
たくさんの情報を一気に詰め込まれて考えさせられて頭が爆発しそうだ。2022/04/26