光文社文庫<br> 罪と罰の果てに

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光文社文庫
罪と罰の果てに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 587p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334764876
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

千葉県房総半島の漁師町。「キリストさん」と呼ばれる古紙回収業の男は、町の人々に親しまれていた。二人の少年は、その男に「神」を見た。一方、新興宗教の頚木から逃れ、「地獄」を見てきた幼い兄妹。この4人が交わったとき、悲劇は起きた。そして、17年後、4人はそれぞれの形で「真実」と向かい合うことになる―。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年、鹿児島県生まれ。週刊誌記者を経て、ジャーナリストとして独立。本名祝康成名義でノンフィクションを上梓。2000年『サイレント・ボーダー』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

007

11
思ってたより面白かった。途中から展開が面白くて読みやすく読み応えもあり。2016/07/17

なつ

10
なんかこうやりきれない。私にはグロい箇所もあったため、そこはちょっと読み飛ばしてしまった。終始、雰囲気は重い。2019/10/03

Pil

6
数奇な運命に翻弄され育った兄妹。そして彼らと郷里を共にした二人の男達が絡んだ四人の人生潭。本作には宗教団体が大きく絡むが作中にこんなくだりが。「ひとりの人間が妄想に取り憑かれるとそれは精神異常。しかし多くの人が妄想に取り憑かれるとそれは宗教である」と。言い得て妙とは言わないまでもどこか納得。2021/12/23

terukravitz

5
★★★★☆2021/01/07

moonchild

4
比較的早い段階で"キリストさん"の正体が判ってしまうが、それにしても深みのある物語です。やっぱり永瀬隼介はイイわ。野獣の様な聖斗が最後に聖美に遺した言葉は心を打ちました。2013/03/02

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