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光文社文庫
弦と響

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334764791
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

結成から三十年、鹿間四重奏団がラストコンサートを迎える。最後の演奏に向けて、さまざまな人の思いが交錯する。四人のメンバーを始め、舞台を支える裏方、客席の聴衆…、それぞれの視点で語られる特別な一夜。終演後のホールに漂う残響と、外で降りしきる雪の静けさが、カルテットの終焉をもの語る。極上の音楽を聴いた後のように、心地よい余韻に浸れる秀作。

著者等紹介

小池昌代[コイケマサヨ]
1959年東京・深川生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。詩人であり小説家。’97年『永遠に来ないバス』で現代詩花椿賞、2000年『もっとも官能的な部屋』で高見順賞、’01年『屋上への誘惑』で講談社エッセイ賞、’07年「タタド」で川端康成文学賞、’08年詩集『ババ、バサラ、サラバ』で小野十三郎賞、’10年『コルカタ』で萩原朔太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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