出版社内容情報
社員の裏切りで自殺した社長の娘。婚約者を轢殺された男。下半身不随にされた娘の父。抗争で幼い娘を射殺された父。愛する家族を喪った4人の犯罪被害者が一軒の喫茶店に集まった。ただ報復を誓っただけだったが、4人の加害者は次々と殺され……。事件を結ぶ接点とは!?
内容説明
社員の裏切りに遭い自殺した中小企業社長の娘。婚約者を暴漢に拉致され轢殺された男。暴走族によって愛娘を下半身不随にされた父。暴力団抗争の巻き添えで、幼い娘を射殺された父。愛する家族を喪った四人の犯罪被害者が一軒の喫茶店に集まった。彼らは報復を誓っただけだったが、その後四人の加害者は次々と殺されていく。四件の殺人事件を結ぶ接点とは何か。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には日本ミステリー文学大賞、2011年には吉川英治文学賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍。近年は創始した写真俳句も話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。