光文社古典新訳文庫<br> 木曜日だった男―一つの悪夢

個数:
電子版価格
¥671
  • 電書あり

光文社古典新訳文庫
木曜日だった男―一つの悪夢

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月25日 18時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334751579
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

この世の終わりが来たようなある奇妙な夕焼けの晩、十九世紀ロンドンの一画サフラン・パークに、一人の詩人が姿をあらわした。それは、幾重にも張りめぐらされた陰謀、壮大な冒険活劇の始まりだった。日曜日から土曜日まで、七曜を名乗る男たちが巣くう秘密結社とは。

著者等紹介

チェスタトン,ギルバート・キース[チェスタトン,ギルバートキース][Chesterton,Gilbert Keith]
1874‐1936。ロンドン生まれのジャーナリスト、詩人。名門パブリック・スクールを出たあと、一時、画家をこころざす。出版社に勤めながら、詩、書評などを書く。探偵小説として名高い「ブラウン神父シリーズ」(短編集全5作)を、25年にわたって世に問う

南條竹則[ナンジョウタケノリ]
東京生まれ。小説『酒仙』で第5回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaichiro

96
哲学的冒険譚?無政府主義結社に探偵が挑むお話。哲学的且つドタバタ劇で焦点が定まらず、読解は容易でない。途中から絵を眺める様に脳の表層だけで感じる様にしてみて、なんとなく読み進めた。古典として残る作品は中身が面白いだけでなく、当時の社会思想を反映したものが多い。下敷きとなる背景を理解しないと物語の中で迷子になる。本作ではまんまと迷路にはまってしまい、出口になかなか辿り着けなかった。韓国では反日批判の本がベストセラーになっていると聞く。日韓政府間の関係は最悪なのに、市民感情は真逆。不思議なものですね。2019/08/30

青蓮

93
読友さんの感想より。詩人刑事サイムは無政府主義者の秘密結社に潜入する。そこは日曜日から土曜日まで、七曜を名乗る謎めいた男達がいた。サイムは「木曜日」の男として、秘密結社の陰謀を阻止する為に動き出すーー七曜の男達の正体は途中で気づきましたが、面白く読みました。後半は怒涛の冒険活劇。ただ、ここに掲げられたテーマなどはいまいち掴みきれないままでした。登場人物達の会話もちょっとよく解らない部分も。でも、それが理解出来なくても話の筋は面白いです。何より作品のタイトルが秀逸。チェスタントの他の作品も読んでみたい。2017/07/13

sin

92
茶番劇…首魁の役どころが最初から見切れてしまうのでこの茶番をどう締めくくるのか…?中ほどのスラップスティックな追跡劇の間も気になって仕方がなかった。いや、本当に茶番で終わってしまうのだろうか?そして導き出された答えはまるで教理問答のようで難解だ。これはまさに筆者と云う神の戯れ…。◆英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1000冊を読破しよう!http://bookmeter.com/c/334878 2016/07/19

扉のこちら側

86
2016年1051冊め。【240/G1000】先入観を裏切られる。国家転覆を狙う秘密結社にスパイとして潜り込むとか、穏やかじゃない設定なのにコメディーチック。気球に乗って逃亡だとか、それを追いかけるとかまったりしている。冒頭の夕焼けのサフラン・パークの描写なんかは詩的で美しい。訳者解説も充実した内容。2016/12/10

巨峰

78
とっかかりが読み進められなくて長期積読本になってた。けど、読んでみたら序盤の展開は独創的で面白かった、けど、後半はなんだか置いて行かれてぐだぐたに感じた。鈴木清順監督の映画や山田風太郎みたいw2017/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10526
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。