光文社文庫
言い残された言葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334748807
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

日本人はもう少し苦労人にならなければならない。日本人は賢い国民なのだ。教育程度も高い。しかし決定的に欠けているのが、矛盾に満ちた現世とのかかわりの中で、善も悪も体験しつくした大人になるという過程である。(「フィニケの海」より)。食卓の崩壊、自己責任の欠如、教育の欠陥…。いまこそ伝えたい、すべての日本人への峻烈なメッセージが詰まった一冊。

目次

自分の傷を舐める
同性結婚
満開の桜の下で
雪の日の超ミニスカート
同郷がどうした
フィニケの海
二人のドミンゴ
モンテ・ナポレオーネ通り
人はすべてのことに対価を払う
末席の意味〔ほか〕

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒業。1979年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受ける。1983年、韓国ハンセン病事業連合会よりダミアン神父賞受賞。’87年に『湖水誕生』で土木学会著作賞、’88年にフジ・サンケイグループより鹿内信隆正論大賞、’93年には恩賜賞・日本芸術院賞、’95年、日本放送協会放送文化賞、’97年に海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文学賞、読売国際協力賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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