内容説明
そして、遂にそのときがきた。私の心臓はバクバクと音を立てて、えい子の反応を観察していた。えい子が筆箱の蓋を開けた瞬間…(最優秀作『初恋』)。大好評“寄せられた「体験」”シリーズ、『奇妙にこわい話』もついに第十弾。今回は、海外からの投稿で、実際のエクソシストの体験談から、当世らしいネットカフェでの体験までと、バラエティに富んだ話が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっち
15
同じような話ばかりだと思っているのにどうしてもスルーできずに購入。今、本棚確認したらこのシリーズ10冊全部揃ってた…もうすぐ発売する『ショートショートの花束』も買ってしまうんだろうなあ。2016/04/13
そのぼん
7
少しスパイスのきいたショートショートを集めた作品集でした。 一話一話か短いので、サクサク読めました。2012/03/14
蜜柑
4
一般公募の中から選ばれた奇妙な話のオンパレード。ゾッとするものもあれば、不思議と心温まる話もありました。シリーズになっているようなので、続きも読んでみたいです。2017/04/30
asanosatonoko
4
フィクション有りの体験談集。なんとなくホリックという漫画を思い出した。人が居なければ、人が関わらなければ不思議なことも起こらない。人間の主観が引き起こす怪異は怖いというより居心地が悪い感覚を受ける。ホラーが苦手な人でもこの程度ならいけるんじゃないかな?って話が多かった。2014/12/16
焼きそばん
3
読者の応募による超短編の奇妙に怖い話、朴訥な感じではあるがまさに題名通り、どの話も奇妙に怖い、中には安楽死のように心温まるものもあり、怖いけどなんかほっとした。2017/01/09