光文社文庫
エンドレスピーク〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334742324
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

戦雲急を告げる昭和十六年の夏、日本・中国・アメリカの五人の若者が槍ヶ岳の頂上に立った。平和が戻ったら、この山頂で再会しようと、彼らは五つの石を持ち帰る。零戦パイロット、陸軍特攻空挺隊員、対外謀略放送アナウンサー、抗日レジスタンス、米軍語学兵、彼らはそれぞれの道に分かれたが…。敵味方に引き裂かれた青春。戦争と人間を描く大河ロマン。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。’04年には第7回日本ミステリー文学大賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたるジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なっく

1
昔流行った森村誠一にこんな骨太の名作があったとは・・・知りませんでした。 作品紹介で設定を読んだときは、再会を約束した日・米・中の5人の友人(うち紅一点)が戦争時代に突入していくなんて随分と劇的に作り上げた設定だなあと思ったのですが、中身は迫力満点! ほとんどの部分が史実に基づいており、素晴らしく読み応えのある作品でした。 是非多くの方に読んでもらいたいので内容にはあえて触れませんが、日・米・中それぞれでの視点で太平洋戦争が詳しく書かれているところがとても素晴らしく、考えさせられるところの多い作2007/06/03

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