内容説明
ある医者を江戸にお連れいただきたい―蘭方医・中川淳庵の依頼を受けた同行屋の桜見歓十郎と泉阿弥は、一路出羽国へ。当地で歓十郎は、医者を監視する畑甚左衛門の危難を救う。二人は互いに剣を通して語り合える友を得たと思った。だが、医者を連れ脱出を図る歓十郎たちの前に、藩命で甚左衛門が立ちばたかり激突する。好評の書下ろし活劇第二弾。
著者等紹介
中里融司[ナカザトユウジ]
1957年、東京都出身。武蔵大学経済学部卒。8年間の銀行勤めの後、体を壊したのを機に小説家に転身。第1回学研歴史群像大賞優秀賞、第1回メディアワークス電撃ゲーム小説大賞銀賞を受賞
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