光文社文庫<br> 龍臥亭事件〈上〉

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光文社文庫
龍臥亭事件〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 577p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334728892
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

御手洗潔が日本を去って1年半。彼の友人で推理作家の石岡は、突然訪ねてきた二宮という女性の頼みで、岡山県まで悪霊祓いに出かけた。2人は霊の導くままに、寂しい駅に降り立ち、山中分け入り、龍臥亭という奇怪な旅館に辿り着く。そこで石岡は、世にもおぞましい、大量連続殺人事件に遭遇した。推理界の奇才が、渾身の筆致で描く本格ミステリー超大作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aoringo

94
岡山の山深い宿、龍臥亭で次々起こる不可解な殺人事件。謎だらけ、死体も猟奇的でこれだけで私はけっこうお腹いっぱい。御手洗さんがいたら上巻だけで解決しそうだけど、今は海外で活躍中のため、ひとりで頑張れ石岡くん!なんだけど事件解決どころか女性に翻弄されすぎ...業とか因縁とか三十人殺しの怨念だったり、かの作家さんの作品を彷彿とさせるなぁ。下巻では御手洗さん登場するのかな、楽しみ!2020/05/19

セウテス

80
御手洗潔シリーズ第10弾ー上巻。本作は御手洗潔が日本を離れている間の事件であり、探偵役は石岡である。特徴として、実際に起こった「津山三十人殺し」事件を設定の根底に置き、現実の事件とフィクションを巧みに交差させるという手法を用いている。横溝正史先生の作品の様な、山奥の閉鎖的な村に残る因縁、次々と起こる連続殺人も密室あり猟奇殺人ありと、謎を推理するには充分過ぎる前半だ。しかし本当に石岡が解決出来るのか不安は残るのだが、本作は名探偵が居るのに大量の連続殺人が成り立つという、ジレンマを感じなくて済むのは有り難い。2017/01/03

中原れい

71
押しに弱い男、巻き込まれる男・石岡。活動的になって海外に去った御手洗に遠隔でこき使われつつ無聊をかこつうち、大事件に巻き込まれる。地方の刑事連中がミタライを架空の存在と思うのはありそうな話。しかし…警察に恨まれるタイプの物書きやってて、その村の名前聴いてむつおの名前でもあの有名事件知らなかったって、ネタでしょう!?横溝のネタにもなってるよ?…という大疑問はあるものの、惹かれるカラクリたっぷりで物語の前半を楽しみました。詳しい感想は下巻で。がんばれみっちゃん!!2019/07/17

Tetchy

64
『津山30人殺し』をモチーフに、というかそのものを題材にかの御手洗潔のパートナー、石岡和己を主人公にして陰惨な連続殺人事件を繰り広げるというこの設定からして斬新だ。最初は単なる横溝正史へのオマージュだと思っていたが、いやいや、やはり島田、オリジナリティー溢れる作品となっており、島田作品以外何物でもない。石岡という凡人に解決させることで連続殺人が続く不自然さが無い―よく名探偵がさんざん人が死んでおきながら犯人は貴方だ!と誇らしげに指摘する厚顔無恥さがこの作品にはない。2009/08/21

やっちゃん

51
前回出番なしの石岡くんが主役?少々頼りないが御手洗潔はすぐに解決してしまうからこれでいいのか?誰もが怪しくなって面白くなってきた。おじさんも女子高生と仲良くしたいわ。2022/10/07

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