内容説明
研究環境改善委員会のメンバは五人。入れ替わりはなし。ずっとそのまま。ユニフォームの色も、決定済み。正義の部隊が噂になれば、悪事の抑制になる。訓練は怠らない。我々は人類の夢の上に成り立っている。五人揃って、ゾクレンジャ。森博嗣にしか描けない、空前の「戦隊」小説。
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
愛知県生まれ。工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞し、デビュー。以後、続々と新刊を発表、たちまち人気ミステリィ作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みるくたると
3
☆3・5 感想…難しいかも。構成はしっかりしているけどストーリィがめちゃくちゃ?世界観が?でも森作品らしくて好きではあります。2013/05/26
花嵐
2
★★★☆☆ Zシリーズ第三弾。今回は戦隊ものだぞ!前作や前々作とはまた違ったベクトルになるけれどその二作より面白く感じられた。苦労人な品川さんは今回も大変そうだったな。2019/08/16
ラグド
1
前作の2冊の内容をあまり覚えてないのですが、これはこれで書き方が面白かったです。最初はそれぞれの視点なだけかと思ってましたが、パラレルワールド設定ですかね?なんだか愚痴っぽい感じが妙ににやっとしてしまいました。2013/03/18
kazane
1
「大学の教員で組んでいる戦隊もの」という部分が妙にツボだった。戦隊ものを装っているけれど、全体は大学への愚痴で構成されているような……。読み終えてとりあえず「ポリカーボネート」という単語を調べた。2011/11/15
sato
1
今回も過去の2作品とはパラレルワールド的な扱い、なのか……? キャラ設定もガラリとかわって、もはや名前が同じ別人。有限と微少のパンは1日で一気に読めたのに、これは1週間もかかった……。2011/07/08