内容説明
「コスト・ダウン」から「コスト回避」へ―日本的経営が「世界の範」となるために。
目次
「コスト・ダウン」から「コスト回避」への発想転換
「避けられたコスト」とは何か
「適格発電所」の発想
「コスト回避」と「手法革命」
「実験的社会システム」の現実
行き詰まったJAPECサイクル
ハイテク日本がはまった陥穽
最産効果追求コストが量産効果を上回わる
何が過剰拡大・過剰負担を招いたか
「特産品」の弱みを背負った日本の半導体
摩擦型産業ハイテクの宿命
「収穫逓減の法則」が働き始めた
「新・市場経済の時代」が始まっている
「コスト回避」をどう進めるか
「コスト回避」を実践する中堅企業
求められる「当事者意識」
「理想主義」を企業社会に呼び戻せ〔ほか〕