カッパ・ホームス<br> 鄙の論理

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カッパ・ホームス
鄙の論理

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784334051808
  • NDC分類 318
  • Cコード C0030

目次

地方から反乱を起こそう
中央に対するコンプレックスを払拭せよ
一流企業より県庁が面白い
行政は最大のサービス産業だ
ときめきの灯を燃やせ
地方にこそロマンがある
「田園文化圏」はエキサイティング
神話の国に木の文化を咲かせる
いま「廃県置藩」の時
すべては地方から変わる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takahiroyama3

3
元熊本知事の細川氏、元出雲市長の岩國氏が交互に地方行政の思想を語る一冊。辺鄙が、中央から見た地方を指すように、中央との対比で地方をみて、地方独自の論理を語っています。約30年前の著書で、古い考え方も一部には見受けられるが、現在の考え方と通じる部分も。「補助金は諸悪の根源」、また30年前の地方行政でとられていた「プランニング・テン」という熊本県長の職域横断型の企画集団、「アートポリス」という公共施設の建築展は現代からみても興味深いです。言い換えると、地方行政の面白さは冒険やチャレンジが可能な点なのでしょう。2020/01/29

デューク

2
1991年刊行の、当時の熊本県知事と出雲市長による地方開発論。 その主張するところはシンプルだ。東京一極集中ではなく、「鄙(ひな)びた」地方にこそ、成長と躍進のチャンスは潜んでいる。自らの地方行政の成果から、筋の通らない霞が関の理論まで、リレー形式で語られた一冊。四半世紀以上前に刊行されたとは思えないほど、その主張は古びることはない。むしろオリンピックによってさらなる東京集中が進められている今こそ、読むべき一冊なのではないだろうか。おすすめ2018/08/08

Ayano

1
祖父の本。鄙=ひな。 細川さんが総理大臣になる前の熊本県知事だった頃と岩國さんが出雲市長だった頃の内容が記されている本。 トップが改革に積極的で組織として部下がついていって初めて、長い目で見て結果が出るような事案につながっていくんだとわかった。と同時に、近隣市町村が、国が、県がではなく、「自分たちが」という開拓力とそれに付随する創造力・行動力が羨ましいと思った。 思うだけじゃダメなんだよね、きっと。政治の世界には無縁だけどお二人の実践されてきた改革に畏敬の念を抱きながら、考え方などは見習っていきたい。2012/04/15

とどっち

0
【メモ】読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル 読了:裏表紙裏緑シール

Mike

0
中央集権の批判と地方分権2018/04/06

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