光文社新書<br> 医学部バブル―最高倍率30倍の裏側

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光文社新書
医学部バブル―最高倍率30倍の裏側

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043216
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C0237

出版社内容情報

ここ数年の医学部バブルの背景とその前史、入試の傾向と対策、合格する学生の傾向、タイプ別医学部に受かるコツを網羅的に解説

内容説明

医学部進学希望者には、二つの世界がある。それは国立大学を中心とする超偏差値エリートたちの競争が展開する世界と、学費が高額の私立大学医学部への入学を熱望する者たちが集う世界である。本書では、昨今の医学部入学の過熱状況と、その激しい学力競争の実態を分析、紹介していくが、この二つの世界の違いを明確にしながら、筆を進めていくことにする。この二つの世界は似て非なるものであり、切り分けて状況を整理しなければ、無用な混乱を招いてしまうからだ。―昨今の受験生の気質、学習指導の最前線を知る著者が、今、医学部入試で何が起こっているのか解き明かす!

目次

第1章 医学部熱の正体(過熱する医学部入試;二つの世界;なぜ医学部入試は過熱するのか;子供の視点から)
第2章 勉強ができるとはどういうことか(大学受験の現代的な姿;一般入試;「資質」の問題;最難関国立大学医学部の受験者たち;浪人生の闘い)
第3章 学力と向き合う(科目適性という視点;受験英語対策;受験国語対策;受験数学対策;受験理科対策;心を整える)
終章 合格通知の向こう側(医学部受験に闇はあるのか;医学生の生活;現代において医師になるということ)

著者等紹介

河本敏浩[カワモトトシヒロ]
名古屋市立向陽高校卒業後、同志社大学法学部政治学科を経て、同志社大学大学院文学研究科新聞学専攻修士課程修了。大学在学中から現代文講師として活躍し、1994年から2012年まで東進ハイスクール講師(2000~’01年、河合塾講師兼任)。現在、医学部予備校The Independent代表、学研「MyGAK」統括リーダー、映像講義「学研医学部ゼミ・スタンダード」教科リーダー、保護者対象講座担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

34
冒頭の私立医学部の受験者数がこの30年間で5倍近くに(国立は2倍)増えていることにまず驚き。こうした「医学部バブル」の要因について、本著は1980年代以降、小規模クリニックを開設した医師たちが受験生の親世代になったこと、女性の医学部進出が進んだことなどを挙げている。最初は素人にも面白かったのだが、次第に医学部志望者のマニュアル本になってしまっており、残念でした。2018/09/25

Prince of Scotch

9
第1章のみをコメントします。医学部入試は近年、その様相を大きく変えている。国公立大学ばかりでなく、かつては比較的に合格が容易であった私立の医学部さえも概ね入試難易度は大幅アップし、甚だ狭き門になっている「医学部バブル」の状態にあると著者は言う。 その背景には日本経済が不調になって以降、医学部に入学し医師になるという選択が、ほぼ確実に安定と高収入、高い社会的評価を得られる唯一のみちであると父兄や受験生の意識に潜んでいるとしている。第1章に劣らず興味深い第2章以降については、後日コメント致します。2019/04/27

nnnともろー

6
現代の医学部入試の過酷な現状。教科毎の対策は医学部に限らず参考になった。2018/06/02

もけうに

5
後半は受験指南書のようだったが、全体的に面白かった。私大医学部受験の独特な世界が新鮮。受験数学に関する話が興味深い。言語系科目が成長と共に自然に身に付くのに比べ、数理科目はそうではない。特に数学。数ⅠAと数ⅡBは分野の違いであり難易度にそう差は無いのに、数ⅠAを理解していなければ数ⅡBの問題は解けない。その割に、工学部でもない限り数学知識は必要無い。嗚呼、なんて理不尽な科目なのか…。物理は数学と地続き。私大医学部に裏口・不正は無いと断言しているが、実際は女子の得点を不当に低くするという不正があったよね。2023/05/09

ミカド

2
本書は医学部志望者が激増している現状を親視点、子供視点より分析している。医者という地位の安定性、高い報酬、また社会的評価、どれをとってもピカイチな存在なだけに目指すものが多いのは頷ける。さらに1970年代に新設された医学部を卒業した開業医の子ども世代が多数受験することによりその倍率を跳ね上げている原因になっているとは・・・司法制度改革により弁護士は食えない存在になってきているし、官僚も日々批判にさらされる存在になってしまった今、医学部熱はしばらく冷めそうにないかも。2017/12/31

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