光文社新書<br> 勝率2割の仕事論―ヒットは「臆病」から生まれる

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光文社新書
勝率2割の仕事論―ヒットは「臆病」から生まれる

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039257
  • NDC分類 674
  • Cコード C0234

出版社内容情報



岡康道[オカ ヤスミチ]

内容説明

「5年もてば」と思って始めて17年。たった4人で業界をリードし続けるクリエイティブチームの代表が、“異端”の勝負哲学を大胆披露!

目次

第1章 プレゼンで勝とうとしてはいけない(タグボートが二割しか勝てないワケ;タグボートは本当に異色なのか)
第2章 得意なものがないからプランナーである(三〇年続けている習慣―キャッチアップのための鍛錬;ウソ日記をつける―アイデアは溜めるな;広告のプランナーの仕事は十種競技である)
第3章 強い広告を追い求める―タグボートのこだわり(意表を衝き、本質を衝く広告;本質を追求してきた実例集)
第4章 ディズニーなんて嫌いだ―タグボートの思想(嫌いなものハッキリさせる;思わず「膝を打つ」広告を求めて;臆病だからこそ、やれる)

著者等紹介

岡康道[オカヤスミチ]
クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、「TUGBOAT」代表。1956年、佐賀県生まれ。’80年、早稲田大学法学部卒。同年(株)電通に「営業」として入社。’85年にクリエイティブ局へ異動。’99年、クリエイティブ・エージェンシー「TUGBOAT」を設立。クリエイター・オブ・ザ・イヤー、アジア太平洋広告祭金賞・銀賞、ADC賞、TCC最高賞、ACCグランプリほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみやん📖

7
正直、タグボートのクリエーティブディレクター、岡康道さんのことは余り知らなかったし、どうしてこの本をブックマークしていたのかさえ、忘れてしまった。でも、読んで良かった。クライアントとCM制作会社とのあるべき関係性、表現者としての価値観、CMの本質など、気づきがいくつかあった。ドラマ化された著者の自伝小説「夏の果て」も読みたくなった。2020/04/08

nizimasu

5
やっぱりタグボートの岡康道さんはかっこいい。美学があるし顔もダンディだわ。コピーのありようは糸井さんのエピソードが鈴木敏夫さんの本に出てくるんだけどなんとなく一線感がしない。その点、岡さんはどこまでも現役で広告の世界であがいている。林真理子の野心のすすめにつうじる読後感でこういう本こそ自己啓発にふさわしい仕上がり。2016/06/26

tuppo

2
タグボートの企画はほぼ2割しか通らない。負ける覚悟でやらないといい勝ち方はできない。負け惜しみではないが、いや、負け惜しみかもしれないけれどプレゼンテーションに勝てばいいというわけではない。われわれが問われるのは「次に何をつくるか」だ。何よりも勝つことが大事でできあがった広告がつまらなかったら僕らの仕事はあっという間になくなってしまう。2022/11/17

ニコ

2
杉山登志さんと、小田桐さんの話が印象深かった。「美しくないのに美しいふりはできない」という杉山さんの遺書に対して、「広告で本当のことは言えないと百も承知の杉山さんが、そんな青臭い理由で死ぬはずない」という小田さんの答え。 しかし、ディズニーランドの話はちょっと疑問を覚える部分も。殺菌された世界が不気味であること、日本人の幼児性(日本ではダントツの集客力だが、フランスでは赤字)の話、言いたいことはわかるけれど……ディズニーランドを愛する人=管理されることを是とする人というのにはジャンプ率が高すぎる気が?2019/07/20

Aki

2
著者の仕事に対するこだわりを強く感じた。あと、必要だから広告費が高くなるんだということも。技術革新が進んで、もっともっと低価格帯での仕事が増えるようになって、一緒に仕事できる時代が来ればいいのにと思う。2018/05/04

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