内容説明
百戦錬磨の“怒りのプロ”から、“負の感情”を無敵の武器に変える力ワザを盗め!ストレス社会で勝ち抜けるための処方箋。
目次
第1章 ビビらせてなんぼ!相手を追い込む技術(いきなり前言撤回されたときの噛みつき術;逃げ続ける相手への脅し術 ほか)
第2章 ムカつく相手を黙らせる「倍返し」戦術(侮辱の言葉を言われたら“冷静に”怒れ!;虎の威を借るキツネを追い払う ほか)
第3章 怒りは「変化球」でぶつけろ!(“論点ズラし”で事態を収める;答えず、怒らず、話術で矛先をかわす ほか)
第4章 部下の心を操る一流の怒り方(反論を封じる部下や後輩の怒り方;「誉める」ために「怒る」 ほか)
第5章 一発逆転!怒りで流れを変える技術(失敗することが明白な仕事を命じられたら;“自慢野郎”の鼻のヘシ折り方 ほか)
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年生まれ。広島県呉市出身。拓殖大学卒業。週刊誌記者などを経て、作家。浄土真宗本願寺派僧侶。保護司。日本空手道「昇空館」館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バトルランナ-
27
図書館で題名を見て借りた。どーせつまんないんだろうな。題名に騙された棚にいれるつもりでしたが、はまったはまった。使える。わかりやすい。まあ会社がかなりヤクザな感じなんではまったんだろ。購入しますよ。実際読んでる間に使ってみましたよ。P27他人の弱みは隠し持って価値をあげよ。(=他人の弱みはうちでの小槌)P43保険をかける。P48冷静に怒る。上司には謝れではなく撤回しろ。(まあうちの会社では言わない方がいいだろー)P55人間関係を壊したのはお前さんだよ。P60噂の流し方。敢えて否定する。P95問題のすりかえ2015/02/19
柔
22
ヤクザもバカじゃ務まらない。怒るも、謝るもどう自分の土俵に持っていけるか?を考える。人間いつまでもペコペコしててもダメだ。いざという時にはビシッとケツを捲れないとのし上がれないという事。「怒ってフォローする」ではなく「フォローを効果的にする為に怒る」怒った後に「お前らしくねぇぞ」とか「ドジを踏んだことを怒ってるんじゃない。怠慢に怒ってるんだ」これは使える。時期尚早とか前例がないという反対にはハッタリかましてでも強く出ることが正解。そんなこと言ってる奴は100年後も同じこと言ってる。2021/05/04
バトルランナ-
21
噂の出所になってはいけない。あえて否定してみせる。p60。怒鳴り付けて萎縮されると余計に腹が立つ。次から気を付けます。p74答えず、怒らず、巧みな話術で矛先をかわし。p94。噂の狙いはなんなんでしょう?冷静に怒る。p103。話の腰を折ることによって、相手のテンションは次第に下がる。p126。おめえらしくないな。p132。アメとムチではなく、ムチとあめ。p136。末席のぺーぺーには要注意。完膚なきまで叩きのめす。p187。丁寧&慇懃。失礼しました。すいませんはダメ。p190。退路を断たれて攻められたときの切2016/06/19
スノーシェルター
13
タイトル買い。なるほど。うまい言い方だなぁと笑う。うまく使えたら生きやすくなりそう。2014/04/15
せいた
10
「ヤクザ式」シリーズ初読。確かにその筋の人の実例?をもとにしていますが要は相手とのコミュニケーションのHowToがつまっています。相手の出方の伺い方、論理のすり替え、逃げ道をふさぐ追い込み方など頭でわかるというより実地訓練?で経験を積まないととても瞬時にはこんな風に切り返せない。「怒り」を表現する場はあまりないが、どうしても自分の思いを伝えたい時には必要な要素。論理的に怒りをコントロールしたいと思いつつ、ついつい感情に任せて「コラッ」とやってしまい反省。向谷さん曰く「二流」ということなんでしょう(泣)2014/12/29