光文社新書<br> この甲斐性なし!と言われるとツラい―日本語は悪態・罵倒語が面白い

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光文社新書
この甲斐性なし!と言われるとツラい―日本語は悪態・罵倒語が面白い

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334037000
  • NDC分類 814
  • Cコード C0281

内容説明

主に関東地域で用いられる「馬鹿野郎」は、あいさつであり、照れ隠しであり、愛情表現であり、悲しみの表現でもあった。古事記・日本書紀から、明治・大正・昭和・平成の文学作品、はては国会論議から夫婦ゲンカに至るまで、悪態・罵倒語はどのように使われ、日本人の血となり肉となったのか。豊饒なる日本語の世界へ分け入る一冊。

目次

序章 バカヤロー!―あいさつから愛と悲しみまで
第1章 ブスとババアと淫乱と―女をののしる(ブス;ババア;大根足;淫乱)
第2章 弱くてくさいは甲斐性なし―男をののしる(弱い;ふぐりなし;甲斐性なし;くさい)
第3章 犬は畜生、猫は泥棒―動物の悪態(犬畜生;泥棒猫;豚野郎;オオカミ少年)
第4章 鼻くそほじって、クソ食らえ―排泄物で嗤う(屁のような;小便たれ;鼻くそ;クソ食らえ)

著者等紹介

長野伸江[ナガノノブエ]
1967年新潟県生まれ。ライター。早稲田大学法学部卒業。放送局勤務、編集プロダクションを経て独立。歴史・教育・生活分野を中心に執筆・編集を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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